のほほんと山遊び




黄葉真っ盛りの刈羽黒姫山へ 2012.11.04.




 

早朝の金城山を眺めると、半端ない積雪量。

雪に対する準備を怠っていまして、目的地の山遊びを即座に断念。

この所山遊びから少し離れていまして、季節感にズレが。

さて、困った。何処に行きましょうかね、と検討。

取り合えず、明日予定していましたこちらへ急遽変更。

刈羽黒姫山今年の山開きに参加させて頂いていますし、度々お邪魔をしています。

昨年のブナの黄葉も素晴らしかったので、かなり期待をしていました。

今回のコースは、下図の右上から左上へ。(注 方位は、図の左側が北)

束ナビ柏崎のサイトのトレッキングよりお借りしました。



今回のカルディナレポは、こちらです。

一緒にご覧下さい。  

    カル2の刈羽黒姫山の残っている記録は、こちらです。       

2009.05.08. 2011.11.04. 2012.05.27.



・日 時 2012年11月04日(日) 天候:晴れ

・行 程 磯之辺登山口〜黒姫山〜黒姫峠〜白倉〜岡田

   



今回は行き止まりの駐車スペースに車を停めて、キャンプ場の登山口から。

登りの鵜川神社付近のブナと黒姫峠下のブナの若木林の黄葉を狙ってでした。

先ずは、キャンプ場の駐車場からの眺め。



駐車場奥の登山口付近は、こんな感じでした。



最初に出会う、いつものブナさん。



足元に、何かが飛んで来ました。落ち葉ではない飛び方。

ヤマアカガエルのピョン吉君?でした。

傍に咲いているキバナアキギリを観に来たのか、それとも我らの激励にか?



で、見上げた空は。

空の色も我が家には珍しい様な?



こんな道をゆっくり進むと、



黒姫峠から白倉へと繋がる尾根の彩や棚田が。


更に進むと。



途中、落ち葉に囲まれた沢山の石仏さんにご挨拶をしながら。



雪が有った方が登り易い階段状の急坂を登りきり、650mくらいの展望の良い地点へ。

40分ほど歩きましたし、中間地点付近なので一休み。

薄っすらとですが、妙高山火打山方面が見えていました。



この周辺から樹々が良い感じに。



10分ほど進みますと、一段と。



狙いは外れませんでした。

と言う事で、毎度ですがベタベタと。



どんどん歩みが遅くなり、こんな道をぼちぼちと、



周囲を眺め楽しみながら歩き、



かなり首が疲れて来た頃、鵜川神社のシンボルのツインツリーが見えて来ました。

台風や大雪で大きく広げた枝が傷んでしまったとか、とっても残念です。



石段を登ると、黒姫山鵜川神社の前庭です。

こちらで開山祭が行われます。

今年の開山祭の模様社殿の内部は、左をクリックしてご覧ください。



先ずは、お参りから。

神殿狛犬さん(木製)や駒さん、美女お二方もお元気の様子。

神殿内の簡単レポは、こちらの真ん中辺に。


かな〜りゆっくりと歩いて、駐車場からか1時間少々でした。

ここから5〜6分の黒姫山山頂へと向かいます。

黄葉に包まれた石仏群の横の階段を登ります。

最近、ブナの廃材で階段を補強した様子。



黄葉が綺麗な道を進むと、直ぐに石祠が祀られています黒姫山山頂でした。

で、毎度”そったらもの要らなね〜ぇ!”とのお声が聞こえますが・・・。



お口直しに、避難小屋の温度計をどうぞ!

 理解に苦しんだでしょう 別に意味はありませんので・・・。

室内は相変わらず綺麗で、とっても暖かく快適でした。



”新しい山頂標?指導標?を作ってくれたんだね。”などと話しながら下山。

鵜川神社に再訪出来るようにお願いをして、黒姫峠へと向けて出発。

鵜川神社の前からは、こんな風に棚田が。



1度目にこの道を通った時と変わらず、道の真ん中に草花の株が沢山に。

綺麗に咲いていた花々を思い出しながら、今回は紅葉を十二分に楽しみながら。

名残惜しくって、黒姫山を振り返って眺めたり、



前回見ることが出来なかった柏崎の家並みや日本海を眺めたり、



立ち止まって、米山さんや妙高山にご挨拶をしたり、



更に、こんな道を進みますと、



またもや突然何かが飛び出してきました。

ヤマトフキバッタかな?数多くのフキバッタの仲間がお出迎え?



鵜川神社から続くこんな道や



こんな道を歩き、



50分ほどで、黒姫峠に着きました。

白倉への分岐の少し手前に磯之辺への分岐があり、シンボルツリーに再会のご挨拶。



直ぐ傍の道の右手にあります石仏にもご挨拶。

そうです、あの左 いそのべ?(へ?) 右 くろひめと彫のある道しるべの石仏です。



周囲を眺めますと、今回は石仏に沿って右に踏み跡が伸びていました。

薄くなった踏み跡でしたが、何となく最近数人の方に踏まれている感じでした。

磯之辺へと行ってみたくなる気持ちを抑えて、

シンボルツリーの大きさに見惚れながら白倉への分岐へ。



こちらにも新たに指導標が設置されていましたが、何となく解り難い。

どちらかと言うと、清水谷へが真っ直ぐで、白倉へは右に折れる感じです。



と言う事で、白倉へ向けて右に降りて行きました。



この下にブナの若木の林が在りまして、こちらも期待大です。

色付きも良い感じ。



黒姫峠から10分くらい降りて来ますと、黄緑色が多くなった様な。



登って来た隣の尾根は、同じ高さでも良い感じなのにね。



でも、こんな木も少しだけ有りましたっけ。



このルート最後の少しだけの登り。

黄葉は、ちょうど良い筈だったのだけど・・・。



でも、これも良い色合いかも知れませんね。



色合いが薄くなってきた林を眺めながら歩き、黒姫峠から30分ほどで林道の終端へ。


ここも少しだけ登っていますね。本当の最後の登り。



ここからは、未舗装の林道歩きです。

昨年は、この辺りが綺麗でしたが・・・。

昨年の11月4日は、



んで、今年の11月4日は、



残念ながら、こちらは来るのが早かった。

道すがら疑問な箇所を調査、そして黄葉を楽しみつつ旧駐車スペースへ。

以前に通った、林道ヘアピンカーブ地点からのバイパス路は、現在通行止めです。

(林道の崩壊箇所がありまして、現在は車でここまで入れません)



林道の分岐がある旧駐車スペースにて大休止。(黒姫峠から1時間少々)

昨秋のこの付近の黄葉は、本当にすごかった。

今年は、1本だけ綺麗な木がありましたのでご紹介。



ランチ後、取り合えず白倉まで降ります。

途中の路面が割れている箇所の割れ目が、昨年よりも広がっている様な感じがしました。

少ないですが、健気に咲く花を楽しみながら。



40分ほどで、白倉の湧水に着きました。



ここからは、ほぼ平坦な舗装路を岡田町まで50分ほどの道程です。

道の周辺には、葉が綺麗に黄葉した桂の木が目立ちました。



そうそう、道路脇の藪にホップの仲間が。

ビール用のホップの少し遠い親戚で形は似ていますが、

このカラハナソウでは残念ながらビールは出来ないそうです。



日当りの良い田んぼの畦には、数多くの株が健気に頑張っていました。



14時30分、どうにか無事に国道252号線・岡田に着きました。

当初の予定通り、前回お世話になりましたお宅へ。

所用を済ませて、タクシーを手配。

※ 柏崎タクシー・高柳営業所 .0257-41-2068



エックス君の待つ磯之辺へ。

夕日に映える白倉への尾根に、”また来るね。”とご挨拶。



黄葉の状況は白倉側がやや不満でしたが、9割方の満足度。

そして、黒姫山の2つの疑問点が解消出来、ホッとした今回の山遊びでした。

これにて、金城山から急遽変更の刈羽黒姫山レポは、おしまいです。

翌5日の目的地は、地図も心構えもなくなかなか決まらず難儀。

車の向きを度々変えて、結局お手軽な坂戸山となりましたとさ。

しか〜し、これが思いも寄らず素晴らしかった。

そのレポは、少々お待ちください。 11/12 追記

                     坂戸山のレポ                

                       ・カルディナ編は、こちらです。

                       ・カル2編は、こちらです。                           



今回の刈羽黒姫山カルディナレポは、こちらです。

是非、一緒にご覧下さい。



最後までお付き合い頂き、有難うございました。