のほほんと山遊び



金太郎の故郷・大姥山再訪 2014.05.12.




 今年も所用のために信州に出張って来ました。

所用を大急ぎでこなして、趣味の世界へひた走り。

昨年訪れました松本市八坂の大姥山を再訪。

前回確認し損なって、残ってしまった宿題をこなしに!でした。

天気予報では、15時以降に雨マークが。果たして、どうなりますやら。



カルディナレポは、こちらです。

是非、一緒にご覧下さい。



・日 時 2014年05月12日(水) 天候:曇り時々晴れ

・行 程 大姥神社P~(金太郎の散歩道)~大穴~大姥山~(大姥の散歩道)~大姥神社P



前段に、白馬村にて象さんに逢って来ました。



鼻を持ち上げている象さんに見えるでしょう?

今まで幾度となく通っていますが、初対面。

周囲には、綺麗なイカリソウの群落が在りました。



暫し楽しんだ後、旧八坂村へと移動。

前回同様、大姥神社Pに停めさせて頂きました。

今回は、出来たら山姥の滝を観てみたいな!と思い、コースの一部変えて歩いて来ましたが・・・。

と言う事で、かなりの部分が昨年と同じ道ですので簡単なレポとなります。

”いつもと同じじゃぁないか!”とのご指摘もお有りでしょうが。

昨年のレポは、こちらです。

以下の絵地図中①~④が違うコースです。(拡大します)



先ずは、こんな新緑に囲まれた気持ちの良い道を。

今年は降雪がやや少なかったとかで、昨年よりも春が進んでいました。



鳥居を潜ると、石灯籠社殿が見えて来ます。

宿題の1つ、かなり古そうに見えたこの常夜燈の建立年月日の確認。

左右に明治四十五年と五月吉日の彫りが。



そして、大姥神社にお参り。

元気に再訪出来たお礼と今日も安全に山遊びが出来ます様に!と。

そして、雨が降りません様に!などの諸々のお願いをしてしまいました。



”幾つ願い事をすれば気が済むのか?”と笑顔で見送ってくれたと思う大姥様に見送られ、

社殿左手から山道(奥社の参道?)へ。



早速、鎖の歓迎が。



ゲンゲとやらを過ぎ、更に鎖は続く。



数か所の鎖をクリア、穏やかなこんな道を進むと、



大穴への分岐でした。



かなりの鎖が設置されています金太郎の散歩道から、左のトラバース道へと入ります。



で、大穴に到着。

この洞窟大穴と呼ぶ)に大姥様が住み、金太郎が生まれたといわれています。

横30m、高さ10m、奥行き6mくらいの洞窟です。



こちらで、2つ目の宿題を消化。

それは、言い伝えに在ります、

金太郎が源氏の大将頼光の家来となり鬼退治に向かうために、

この山を去る時に付けたと言われている大きな足跡です。

大きいですよ!



そして、大穴の右手に在るこちらでしょうか?

洞窟の奥にある岩の割れ目に耳を当てると、遠く越後の海の音が聞こえる。

と、言われているとか。



奥社にお参りとお願いを済ませて、分岐まで戻りとしました。

風は強いものの、雨が降らなくて良かった!と思う道をね。



ここからの傾斜はこんな感じですが、歩きやすい道です。



が、直ぐに3連荘(だったかな?)の鎖場が。



3組目(?)の鎖をクリアすると、



アンテナが見えて来まして、大姥山山頂(展望台・1003ⅿ)でした。



1年ぶりにお邪魔しました大姥山、当然にも展望は良いのですが、

何せ、午後からの天気を思わせる空模様。

時々日が差して来ていますので、十分でしょう。

先ずは、北アから。雪が少ない気がします。



昨日梓川SAの展望台からは、歩いた山並みが綺麗にず~~~っと見渡せたのですが。

でも、金太郎のお父さんが住んでいたあの山にもご挨拶が出来ましたのでOK!

と言う事で、遠慮勝ちに。



手短に展望を楽しんで、大姥の散歩道に向けて出発。

車両通行止めの林道をほんの少し行き、大姥の散歩道へ。

標高1000ⅿ前後の新緑がとっても綺麗でした。

そんな中、周囲を楽しみながら、2つ目のベンチへ。



今回も2つ目のベンチにてランチ。

ランチを済ませて、歩きを再開。

4分程で、前回気になっていた分岐へ。



斜め左上方向に矢印鳥居マークの書き込みのあった手製の案内板がなくなっていました。

若しかしたら、この下の朽ち果てようとしている諏訪社にダイレクトに繋がっている道かと思い

地形図などにも道は描かれていませんが、今回歩いてみる事に。

場所は、マップの左端のです。

先へと進んでみますと、何と六地蔵に出てしまいました。

ほんの少しの短絡路でした。何だかがっかり。

でも、確認が出来たのだから、ヨシッ!でした。

前回と同じ道を通り、諏訪社を左手に眺め旧桐山地区の廃屋前へ。


廃屋を背にしての眺め



ここからも、初めての道です。

前回は右へ。今回は左へ。(上の指導標は、立ち位置の関係で逆に)

直ぐに車両進入禁止の表示の在る林道が右手に出現。

その林道に入り、4分程で廃屋が右手に。

大姥山展望台のアンテナなどを眺めながら、



更に10分少々での舗装路へ。



左に行きますと、500ⅿで山姥の滝です。

が、今回は空模様の関係でパス。次回にでも・・・。

こちらでは右折をして、舗装された車道歩きでした。

右手の高い位置に廃屋が、続いて左手に廃屋が現れますと直ぐに

(分岐から9分程)大姥神社のPへと続く道の入口でした。

こちらの指導標も駐車場傍のと同様に、案内板は在るものの表記はありませんでした。



入口には、神社の幟旗取り付け基台が在りますので、

少し前までは、大姥神社の参道だったのでしょうね。



絵地図には神社まで500ⅿと在りますが、登り坂ですので何分かかるのやら?

最初のうちは畑が在りましたが、直に山道に。

少しだけ竹が伸びて邪魔でしたが、案外と歩きやすい道でした。

その昔には、相当大勢の方々が歩かれていた様子。

そんな感じのする特に危険な個所もない道なのに、何故指導標から外れたのか?

まあ、周囲に樹木が大きくなって少し暗い感じの道でしたが。

そんなわけで、あまり花を楽しむことが出来ませんでした。

相変わらず風が強く、写真が・・・。



20分程登りますと大姥神社へとつながる車道が見えて来ました。

1時間ほど歩きましたので、小休止。

ほぼ平坦な道を4分足らずで、車道に合流でした。



大姥神社までは0.3㌔ですが、駐車場までは指呼の距離。

3分程で到着。

前回よりも、かなり距離も時間も短縮出来たコースでした。

宿題を上手に消化して、雨にも逢わずに無事帰還できました。

きっと大姥様のお蔭でしょうね。

それとも、ある方が届けて下さった狛招き猫さんのお蔭でしょうか?

どちらにしても、ありがたい事です。

これからも、是非よろしくお願いします。


しかし、今回も宿題が残ってしまいました。

山姥の滝(何だか名前が・・・。)見学と鎖場の数かな?

来年は違う山を予定していますので、何時になるのやら。


今回も楽しく過ごせた大姥山、これにておしまい!



カルディナレポは、こちらです。

是非、一緒にご覧下さい。



さて、次は何所に行きましょうかね。

最後までお付き合い頂き、有難うございました。