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かなり以前から行ってみたかった小金沢シオジの森のでっかい樹々を十二分に満喫。
下図のAの分岐を過ぎた最初の右カーブで暫し休憩としました。
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カル2の大峠〜小金沢シオジの森(前編)のレポは、こちらです。
カルディナの前編レポは、こちらです。
カルディナの後編レポは、こちらです。 一緒にご覧下さい。
大峠〜小金沢シオジの森(前編)
暫く登りが続きますので休憩していますと、単独行の方が降りて来られました。
やはりこの時期を選んで、楽しまれる方が居られるのですね。
一息入れて歩き出しますと、休憩箇所の直ぐ近くでやっとヤマツツジと出会えました。
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ここまでの間に出会った花は、ほんの少し。
ミツバツツジは、足元に散ってしまっている状態。まあ、それも綺麗なのですが。
少し歩き始めますと、周辺のすず竹の頭はシカさんが食んだばかりの状態でした。
代わり映えがしませんが、足元のクワガタソウと如何にもキノコらしいキノコをご紹介。
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緩やかに右に回り込みながら尾根に乗りますと、階段が3連荘ほど。
しかし、周囲の綺麗な雑木の緑に助けられます。
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どこやらのドジョウや○房長官を彷彿させる(ドジョウが気分を害すかな?)の樹を眺めながら
20分ほど登りますと、Bの分岐でした。
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目的達成でこのまま大峠に戻っても良いのですが、更に直進。
道は登ったり平らになったりが続き、周辺にはコメツガやダケカンバが混ざり始めました。
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ダケカンバが目立ち始めますとミツバツツジの花もチラホラと。
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ダケさんの林も良いですね。
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ブナやミズナラの林に咲くツツジが増えて来まして、
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ミツバツツジが綺麗になって来ますと、Bの分岐から50分足らずで大樺ノ頭でした。
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山頂周辺は、こんな感じでした。
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ダケさんやツツジのピンクを楽しみ、コメツガの道を雁ヶ腹摺山へと向かいました。
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歩き始めると直ぐに、何と言う事でしょう!忽然と霧姫様が。
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霧が流れ去った時、カルディナさんは何を眺めているのでしょう?
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なるほどね〜、良い雰囲気ですものね。
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幻想的な雰囲気のこんな世界を楽しみながら、
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こんな道を歩き、
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3分ほどで、指導標のある2つ目のピーク(1770m位)で左に大きく折れまして、
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少し進むと、霧の中にWの木や
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ミツバツツジが姿を見せてくれました。
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指導標から5〜6分で、雁ヶ腹摺山への最後の登り・トラナワ付きの階段でした。
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階段の途中で、スミレを発見。
タチツボですが、スミレが好きな闘病中の義姉を思い出してパチリ。
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階段を2分ほどでクリア、ほぼ平らな道となりました。
相変わらず霧の中ですが、この辺りでは蕾が残っていました。
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程なく雁ヶ腹摺山に到着。大樺ノ頭から1時間足らずの行程でした。
しか〜し、この界隈も霧姫様が制圧中で、当然にも誰も居ませんでした。
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んで、今回は如何しようかと思案しましたが、お約束ですので・・・。
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なぜか、霧姫様に嫌われて?それとも気を使って遠慮してくれたのか?周囲もすっきりと!
”いらない写真だ!”と言われているのでしょうから、山頂のダケさんを1枚。
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綺麗な富士山を思い描きつつ、”この辺りで富士山の絵を描いている人が居たっけ。”
なんて話しながら、下山を開始。
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数回通った道ですが、毎回良い感じ。
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10分ほど降りますと、ミツバツツジがわんさかと。蕾もかなり残っていました。
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遠くの空には青さが戻っていましたが、こちらには・・・。
”青空が見えると良いのにね。”と話していると、何と霧が・・・。
霧姫様が願いを聞き入れてくれた様でした。
”霧姫さま、ありがとお〜〜〜!”とお礼を言いながら、歩みが遅く。
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蒸し暑いこんな道も苦にならず。
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周囲を楽しみながら、元気良く。
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山頂から30分ほど降りて来ますと、シカさんが1頭居ました。
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右の横に伸びている木の下に居ますが、カルディナが近くを通っても逃げません。
丹沢みたいに、人馴れしているのかな?と思いパチリ。
シカさんは、しきりに左後足を気にして見ていました。
シカさんを良く見ますと、何と左後足が垂れ下がっていました。
脱臼か骨折をしている様でした。
側を通ると、あのかわいい瞳で、
”怖いから、近寄らないで!” とか、”足が変なの、助けてよ!”と
訴えかけている感じでした。
非常に困ってしまいました。如何ともしがたいですよね。
で、仕方がありませんので、そのままそっと離れました。
今思うと、近くに何か食べられる物を置いてきてあげれば。との思いも。
関係箇所に連絡をしても取り合ってもらえないでしょうし、安楽死をさせるしかないでしょうしね。
移動中に悪路に足をとられたのでしょうか?今頃は・・・。
これも自然の摂理なのかも、と思い込ませています。
従って、写真は載せる事は出来ませんでした。
大峠までのレポは続きます。
前回は、秋だか冬に来たのですが、”春も良さそうだね”との会話をしたと思いますが、
やはり、新緑もとっても良いですね。
こんな景色を眺めながら、
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こんな道を楽しみながらでした。
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こんな所を降りて、
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登りの最後もこんな所を。少しだけの登りですけどね。
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日が差している道を登りきり、少し降ると水場でした。
冷た〜〜〜い水で汗を引かせて、残りあと1分で駐車場でした。
7時間ちょいの大樹やツツジを楽しめた山遊びも無事終了。
水場で濡らして来ましたタオルで汗を拭っていると、この方が。
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地元の狸さんが出迎えてくれました。
で、”ね〜ぇね〜ぇ、狸さん、綺麗なお嬢さんに化けてよ!”と声をかけると、
警戒をしたのか?固まってしまい動かなくなってしまいました。
知らん振りをすると、”ご飯を食べに来たのだから、今はだめです!”とでも言う様に、
ブラブラと行ってしまいました。
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お母さん狸かと思いましたが、今思うとお父さんだったかも。
だって歌に”たんたん狸の金時計、風もないのにブ〜ラ・・・♪”ですものね。
初めて出かけましたシオジの森、予想以上にとっても壮大でした。
樹々のスケールの大きさに驚きました。
日本にも他に大きなすばらしい樹々があるのでしょう。知らない事が多すぎますね。
そして、まさか逢えるとは思っていなかったミツバツツジに出逢えて嬉しかったし、
悲しいシカさんとの出逢いや狸さんの惚けた?姿を見られたのもとっても印象に残りました。
そうそう、帰り際に林道をお猿さんが横切って行きました。
カメラを出したら、もう逃げ猿(去)ったあとでした。とさ。
仕方がありません、猿(去)ものは追わずですよね。
おそまつでした。おしまい。
最後に、すばらしい雰囲気をかもし出して下さった霧姫様、ありがとうございました。
カルディナのレポ前編は、こちらです。
カルディナのレポ後編は、こちらです。
カル2のレポ前編は、こちらです 。
是非、一緒にご覧下さい。
さて、次は何所に行きましょうかね。
最後までお付き合い頂き、有難うございました。