のほほんと山遊び




粟ヶ岳のヒメサユリ2011.06.17.






梅雨の合間の日、 何とか天気も持ちそうなので行って来ました。

入山は『ブナの林や巨木に逢え、入山者が少ない』との事で八汐尾根から。




早朝、五百川(いもかわ)へ。

道を探しながら進み、農作業中の方にお尋ねしてしまいました。

とっても親切に教えて下さり、結果的には橋の袂までご案内いただいてしまいました。

本当にありがとうございました。



今回のカルディナの記事は、こちらです。一緒にご覧下さい。



・日 時 2011年6月17日(金) 天候:晴れ後曇り

・行 程

一合目
駐車場
粟薬師
奥 社
七合目 粟薬師
奥 社
一合目
駐車場




三条燕ICから289号線に入り、八木ヶ鼻橋を渡ると直ぐ左手の「いい湯らてい」などの先を左折。

第一駐車場付近は工事中で、駐車はやや無理な感じでした。

第一駐車場で左折、道がやや狭くなり直ぐに橋を渡ります。

橋を渡ると右手に小さなお社があり、その先で道は二手に分かれます。

どちらを行っても先で合流するとの事ですが、左手の道の方が良いと教えて頂きました。

地図は、三条市のHPよりお借りして編集しました。



第二駐車場は20台ほどが停められる広さで、片隅に簡易トイレもありました。



林道入り口の登山届けのポスト下には、ヒル用の塩が置かれていました。

地元の方々の暖かいお心使いですね。ありがたい事です。


林道側の案内図を切り取ってみました

各所にこんな標柱がありました 登山口ですので一合目



登山口からは少しの間、川沿いの林道歩きです。

駐車場の裏から田畑へと続くと思われる、良く整備された用水路が右手に現れて来ます。

用水路も直に終わり、山道らしくなって来ました。



登山口から10分ほどで、枝沢を下が見える鉄網の橋で渡りました。



小さな流れを渉りながら、更に2〜3分進むと猿飛滝でした。

左手から流れる滝が作業道?登山道?で一度平らになり、右手の崖から再び流れ落ちていました。

若しかしたら、そんな形状から猿飛滝と名前が付いたのでしょうか?



この辺までは何とも湿ったいやな感じのする道で、直ぐに元堂でした。

道は直角に曲がり、左の石段を登りました。



道は、ここから少しづつ傾斜が。

道の左右には、かなり太い杉やぶなの林も見えて来ました。



その道を10分足らず登ると、大ぶなの木でした。



ブナの林を眺めながら、更に10分ほどで三合目でした。



少し平らになると直ぐに傾斜が。

そんな道でしたが周囲の花々に助けられて登り、

四合目粟石跡を過ぎ、守門岳が見えて来ると三合目から20分少々で岩場でした。



岩の隙間や周辺にコメツツジ?やヤマツツジが可愛く咲いていました。

白い方は雄蕊の感じがたぶんコメツツジだと思いますが、少し花が大きいでしょうか?

どなたかお教え頂けると幸いです。



岩場を越えて高度を稼ぐと、展望が良くなって来ました。


左端に守門岳                 右端の田畑の手前が登山口です 



平らになったり登ったりで、10分足らずで薬師の水場でした。



ほんの直ぐ近くの水場では、かなりの量の冷たい水が湧いていました。

平らな道から少し登り、水場から15分足らずで粟薬師奥の院(五合目)でした。



こちらには、右手に粟薬師奥の院と左手に避難小屋がありました。

避難小屋の背後には、何とも大きなブナさんたちが。



奥の院のお参りを済ませて登り再開でした。

良いですね〜ぇ、ブナ林の中の道を行きます。

気持ちの良い道を6〜7分登ると、尾根に乗りました。

小俣登山道(ブナの道)分岐で、この付近に三十三丈滝がある様で標柱もありました。



袴腰山方面への道を背にして、登ったり・平らになったりの繰り返し。

15分足らず進むと砥沢のヒュッテの屋根がチラリと。

近くには、遭難慰霊碑が祀られており、登山者の安全を見守ってくれていました。


ピンが大甘でした

倒れたまま生きている木の洞に小さな木が生育中

水源地コースの砥沢のヒュッテの屋根がチョコンと見えていました

遭難された方は、蝶々がお好きだったのでしょうね



ヤマツツジに元気を貰いながら、2箇所の鎖場を過ぎると直ぐに六合目天狗の水場でした。

こちらの水は、少ししか流れていませんでした。



六合目を過ぎると、やっとヒメサユリが姿を現しましたが数が・・・。



六合目から30分ほど登ると、展望の良い尾根に乗りました。

谷の向こうには、貯水池コースの山並みが見渡せました。


左端のピークに砥沢のヒュッテが   ↓の写真はこの右手に続いています

特徴のある粟ヶ岳の3つのピーク 一番右が山頂です



この付近からヒメサユリが多くなって来ましたが、まだツボミが多かったです。

ベニサラサやサラサドウダも多くの姿を見せてくれました。



七合目に着きましたが、どうにも体調が今一でこれにて撤退としました。

非常に残念ではありますが、無理は禁物で仕方がありません。

しばし休憩をして、周囲を眺めながら下山となりました。



少しづつ雲が厚くなって来て、遠望が・・・。

道の周囲の花々を眺めながら、のんびりと下山でした。

途中で、久しぶりとなんとなく感じるウラジロヨウラクが咲いていました。



登山口方面が見えて来ました。あそこまで降りないと・・・。

道は結構急坂でしたね。登りもしんどい訳だ。



花に元気を貰いながら降ります。



大ぶなの木まで戻って来ました。

この付近は樹林帯で光が少ないのでしょうか?ヤマツツジもツボミが多かった様な。



空には一層雲が増して来まして、かなり薄暗くなってしまいました。



五葉松?の巨木に下山のお礼と元気を貰うためのご挨拶。

足元には、小さな花ツルアリドウシが咲いていました。



元堂から鉄の網橋を渡り林道に出て、カラマツソウにもご挨拶。


相変わらずピンが大甘



そんな・こんなで駐車場に、14時25分に着いてしまいました。

この後、いい湯らていにて、汗を流しました。

バスタオル・タオル貸し出しで、1時間以内500円のコースもありますので、いい湯かも。

湯船からの八木ヶ鼻の絶壁は絶景でした。


湯船からも見えた八木ヶ鼻の絶景   でも、逆光でした

特徴ある3つのピーク 温泉施設付近から




時間も早い事ですので、少し周辺を散策。

すると、こんな猛禽類が。ノスリでしょうか?


切り取って、拡大してみたけど・・・???



こんな感じの”何だかな〜ぁ”の一日となってしまいました。

まあ、こんな日もこれからも時にはあるでしょう。

ぼちぼちと でんな。

あっ、体調ですか?温泉に入ってゆっくりしたら回復でした。

おしまい!



そうそう、ひょんな事から22日に再訪となりました。

レポは少々お待ち下さい。



17日のカルディナのレポは、こちらです。是非一緒にご覧下さい。



さて、次はヒメサユリの再訪のレポと行きましょうかね。


6月22日の再訪レポが出来上がりました。 6/29

     ・カルディナのレポは、こちらです。

  ・カル2のレポは、こちらです。    



さて、次は何所に行きましょうかね。

最後までお付き合い頂き、有難うございました。