梅雨の合間の日、 何とか天気も持ちそうなので行って来ました。
入山は『ブナの林や巨木に逢え、入山者が少ない』との事で八汐尾根から。
早朝、五百川(いもかわ)へ。
道を探しながら進み、農作業中の方にお尋ねしてしまいました。
とっても親切に教えて下さり、結果的には橋の袂までご案内いただいてしまいました。
本当にありがとうございました。
今回のカルディナの記事は、こちらです。一緒にご覧下さい。
一合目 駐車場 |
粟薬師 奥 社 |
七合目 | 粟薬師 奥 社 |
一合目 駐車場 |
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三条燕ICから289号線に入り、八木ヶ鼻橋を渡ると直ぐ左手の「いい湯らてい」などの先を左折。
第一駐車場付近は工事中で、駐車はやや無理な感じでした。
第一駐車場で左折、道がやや狭くなり直ぐに橋を渡ります。
橋を渡ると右手に小さなお社があり、その先で道は二手に分かれます。
どちらを行っても先で合流するとの事ですが、左手の道の方が良いと教えて頂きました。
地図は、三条市のHPよりお借りして編集しました。
第二駐車場は20台ほどが停められる広さで、片隅に簡易トイレもありました。
林道入り口の登山届けのポスト下には、ヒル用の塩が置かれていました。
地元の方々の暖かいお心使いですね。ありがたい事です。
林道側の案内図を切り取ってみました |
各所にこんな標柱がありました 登山口ですので一合目 |
登山口からは少しの間、川沿いの林道歩きです。
駐車場の裏から田畑へと続くと思われる、良く整備された用水路が右手に現れて来ます。
用水路も直に終わり、山道らしくなって来ました。
登山口から10分ほどで、枝沢を下が見える鉄網の橋で渡りました。
小さな流れを渉りながら、更に2〜3分進むと猿飛滝でした。
左手から流れる滝が作業道?登山道?で一度平らになり、右手の崖から再び流れ落ちていました。
若しかしたら、そんな形状から猿飛滝と名前が付いたのでしょうか?
この辺までは何とも湿ったいやな感じのする道で、直ぐに元堂でした。
道は直角に曲がり、左の石段を登りました。
道は、ここから少しづつ傾斜が。
道の左右には、かなり太い杉やぶなの林も見えて来ました。
その道を10分足らず登ると、大ぶなの木でした。
ブナの林を眺めながら、更に10分ほどで三合目でした。
少し平らになると直ぐに傾斜が。
そんな道でしたが周囲の花々に助けられて登り、
四合目の粟石跡を過ぎ、守門岳が見えて来ると三合目から20分少々で岩場でした。
岩の隙間や周辺にコメツツジ?やヤマツツジが可愛く咲いていました。
白い方は雄蕊の感じがたぶんコメツツジだと思いますが、少し花が大きいでしょうか?
どなたかお教え頂けると幸いです。
岩場を越えて高度を稼ぐと、展望が良くなって来ました。
左端に守門岳 右端の田畑の手前が登山口です ↑ |
平らになったり登ったりで、10分足らずで薬師の水場でした。
ほんの直ぐ近くの水場では、かなりの量の冷たい水が湧いていました。
平らな道から少し登り、水場から15分足らずで粟薬師奥の院(五合目)でした。
こちらには、右手に粟薬師奥の院と左手に避難小屋がありました。
避難小屋の背後には、何とも大きなブナさんたちが。
奥の院のお参りを済ませて登り再開でした。
良いですね〜ぇ、ブナ林の中の道を行きます。
気持ちの良い道を6〜7分登ると、尾根に乗りました。
小俣登山道(ブナの道)分岐で、この付近に三十三丈滝がある様で標柱もありました。
袴腰山方面への道を背にして、登ったり・平らになったりの繰り返し。
15分足らず進むと砥沢のヒュッテの屋根がチラリと。
近くには、遭難慰霊碑が祀られており、登山者の安全を見守ってくれていました。
ピンが大甘でした |
倒れたまま生きている木の洞に小さな木が生育中 |
水源地コースの砥沢のヒュッテの屋根がチョコンと見えていました |
遭難された方は、蝶々がお好きだったのでしょうね |
ヤマツツジに元気を貰いながら、2箇所の鎖場を過ぎると直ぐに六合目の天狗の水場でした。
こちらの水は、少ししか流れていませんでした。
六合目を過ぎると、やっとヒメサユリが姿を現しましたが数が・・・。
六合目から30分ほど登ると、展望の良い尾根に乗りました。
谷の向こうには、貯水池コースの山並みが見渡せました。
左端のピークに砥沢のヒュッテが ↓の写真はこの右手に続いています |
特徴のある粟ヶ岳の3つのピーク 一番右が山頂です |
この付近からヒメサユリが多くなって来ましたが、まだツボミが多かったです。
ベニサラサやサラサドウダも多くの姿を見せてくれました。
七合目に着きましたが、どうにも体調が今一でこれにて撤退としました。
非常に残念ではありますが、無理は禁物で仕方がありません。
しばし休憩をして、周囲を眺めながら下山となりました。
少しづつ雲が厚くなって来て、遠望が・・・。
道の周囲の花々を眺めながら、のんびりと下山でした。
途中で、久しぶりとなんとなく感じるウラジロヨウラクが咲いていました。
登山口方面が見えて来ました。あそこまで降りないと・・・。
道は結構急坂でしたね。登りもしんどい訳だ。
花に元気を貰いながら降ります。
大ぶなの木まで戻って来ました。
この付近は樹林帯で光が少ないのでしょうか?ヤマツツジもツボミが多かった様な。
空には一層雲が増して来まして、かなり薄暗くなってしまいました。
五葉松?の巨木に下山のお礼と元気を貰うためのご挨拶。
足元には、小さな花ツルアリドウシが咲いていました。
元堂から鉄の網橋を渡り林道に出て、カラマツソウにもご挨拶。
相変わらずピンが大甘 |
そんな・こんなで駐車場に、14時25分に着いてしまいました。
この後、いい湯らていにて、汗を流しました。
バスタオル・タオル貸し出しで、1時間以内500円のコースもありますので、いい湯かも。
湯船からの八木ヶ鼻の絶壁は絶景でした。
湯船からも見えた八木ヶ鼻の絶景 でも、逆光でした |
特徴ある3つのピーク 温泉施設付近から |
時間も早い事ですので、少し周辺を散策。
すると、こんな猛禽類が。ノスリでしょうか?
切り取って、拡大してみたけど・・・??? |
こんな感じの”何だかな〜ぁ”の一日となってしまいました。
まあ、こんな日もこれからも時にはあるでしょう。
ぼちぼちと でんな。
あっ、体調ですか?温泉に入ってゆっくりしたら回復でした。
おしまい!
そうそう、ひょんな事から22日に再訪となりました。
レポは少々お待ち下さい。
17日のカルディナのレポは、こちらです。是非一緒にご覧下さい。
さて、次はヒメサユリの再訪のレポと行きましょうかね。
6月22日の再訪レポが出来上がりました。 6/29
・カルディナのレポは、こちらです。
・カル2のレポは、こちらです。
さて、次は何所に行きましょうかね。
最後までお付き合い頂き、有難うございました。