のほほんと山遊び




六万騎山(南魚沼市六日町)2010.04.18.






 

 カタクリで有名な新潟・六日町坂戸山六万騎山へ花々の下見に行こうと予定をしていました。
 週の初めにもう良いだろう!と夏タイヤに履き替えて準備万端。
 ところが、行く予定の16日の夜には関東甲信地方に雪が! 
 出鼻を挫かれて、規制が解除されるまで待機となりました。

 17日の夕刻に坂戸山の麓の駐車場に到着でした。
 折り良く少し年配の方が下山されて来られましたので、詳しく山の状況をお伺いしました。
 その方はお近くにお住まいで、坂戸山に年間360回をはるかに越える数も登られるとの事でした。
 そして、車で桜を追いかけて日本全国も回って来られたそうです。
 お話では、坂戸山は来るのが少し早すぎた様でした。

 登山口=駐車場に隣接する『鳥坂神社』にお参りと狛犬さんにご挨拶を済ませて、
六万騎山の駐車場の下見でした。

 両山の駐車スペースがかなり狭いです。
場合に因り、少し遠い駐車場の利用になるかも知れません。

 両駐車場の確認後、翌18日は六万騎山からと決めて銭渕公園にて宿泊でした。
 こちらは24時間出入り自由ですが、トイレの電気が点きませんでしたよ!
 隣接する南魚沼シルバー人材センターが22時まで開いて居ますが、静かな環境でした。

 六日町のカタクリ保存会さんのサイトに絵地図がありましたのでご紹介。


 詳しくはこちらへ。(新しいページが開きます。その中のマップからお入り下さい)

 



カルディナのレポは、こちらです。是非一緒にお読み下さい。



・日 時 2010年4月18日(日) 天候:曇りのち晴れ

・行 程

登り・25分 7:40 登り・30分 8:33
地蔵尊駐車場 山 頂 真浄寺駐車場
7:06 0.5km 0.7km



 早朝起床後、銭渕公園から六万騎山へ移動です。

 地蔵尊前の駐車スペースは、こんな感じです。
 後の建物が、地蔵尊です。一見の価値があると思いました。
 で、ご紹介は越後の狛犬さんシリーズにて詳しく。 乞う、ご期待!なんちゃって。



 赤い建物は消防設備で、その右側が登山口です。地蔵尊からももちろん行けます。
 エックス君の後ろに案内板がありました。



 で、支度をして地蔵尊にお参り後、境内右端庚申塔などの前から山道となります。
 トイレは、地蔵尊のトイレのみです。水洗で綺麗ですが、小さな設備ですので混雑時はご注意を。



 山道に入ると沢山の花がありましたが、朝の7時を過ぎたばかりで皆さんお休みでした。
 1株だけ早起きさんが待っていてくれましたので、ご紹介。あとは、降りて来てからのにします。



 道は少し折り返しますが、道の両側にカタクリがたあ〜〜〜くさんに!
 直ぐに階段が見えて来ました。地蔵坂との看板がありました。
 まあ、500mで山頂だから!と安易な気分でホイホイと登っていくと、かなり息が上がりました。
 寝起きの身体には、チト堪える長〜〜〜い階段でした。



 5〜6分で樹相が楢の木が目立つ自然林となりますが、まだ階段は続いてくれています。
 途中に大休憩所とかの看板が有りましたが休みませんでした。一応オコトワリして置きます。
 ヤマザクラ?に応援をしてもらいながら更に登ります。
 これだから、里山は侮れないのですよね。当然反省をしています。



 階段の両側にカタクリの群生が見えてくると、3分ほどでベンチに到着です。
 結局、階段は13分ほどしか登っていないのでした。
 しかし、結構体脂肪が減ったでしょうね。でも、十分に貯えがあるから平気ですかね?
                            って、何が平気なんだか?↑

 ベンチのある地点は展望の良い所で、魚沼の田園地帯や
残雪を頂いている山々が良く見えるハズ!
 天気さえ良ければね。
 写真をご覧下さい、良い曇天ですよ!
 でも、皆さんのフーフーのお蔭で、この後晴れ間が見えて来ました。



 さて、このベンチ付近から上部がカタクリの大群落となります。
 昨夜半の雨が粒になって残っていました。
 花びらは、このところの寒さに因り凍傷になったような感じでした。



 ベンチの直ぐ上が平和の鐘がある広場です。
 アブラチャンが迎えてくれました。



 更にほんの少し登ると、六万騎山山頂でした。
 こちらにも平和の鐘があり、両方の鐘を慣らさせてもらいました。
 そうそう、こちらには四等三角点の點標石が新旧2つありました。
 山頂は、展望が良い所のはずです!天気さえ良ければね。


 十分に良い眺望を想像して、山頂付近の沢山のカタクリを楽しみながら下山でした。
 雪国の樹形ですね。何年かかってこんな状態となったのでしょうか?



 こちらにも長い階段がありましたが、ふっと足元を見ると。(ふっと元を掛けてみた!)



 おや〜、いらっしゃいましたね〜ぇ!
 イワウチワがわんさかと!大群落でした。


お嬢さんたち

綺麗なうなじ



 先日の奥多摩・鉄五郎新道で出逢えなかった綺麗なお嬢さんたちが、こちらで出迎えてくれました。
 あまりの嬉しさに、つい写真の枚数が・・・。 でした。

 しばし咲き誇るイワウチワを楽しんで、下山を再開です。
 登りでは石仏やサクラに、降りでは石祠や雪ツバキに励まされてでした。
 仲良し?のねじりん棒の木が来ると、2分くらいで庚申塔や石仏が祀られている車道に着きます。



 登りでやや苦戦を強いられましたが、思いがけない出逢いがあり大変満足をした2時間半でした。
 この後は案内板の地図にもありますが、当然の如く八幡神社へお参りでした。

 お参りお済ませて地蔵尊へ戻り目覚めていると思われるお花さんに逢いに!でした。
 山の南西斜面ですが流石にこの時間となると日が差して来ており、花が開き始めていました。
 斜面一面お花畑できれいでした。もちろん、中には寝坊助さんも居たようですがね。
 コシノバイモやユキワリソウにも逢えるとは思っても居ませんでした。
 地元の方々の管理が行き届いているのですね。ありがたい事です。



 六万騎山、十二分に満足させていただきました。
 花の状態は、カタクリの花がやや痛んでいたのとイワウチワの一部の早咲き組が終わりに近付いて
いる感じですが、まだまだ当分の間楽しむ事が出来ると思われました。
 こちらは来年再訪としましょう。

 この後はメインの坂戸山ですが、その前段に前日に目を付けておいた某所にお邪魔でした。
 某所をお参り後、坂戸山へ移動です。その某所のレポは、かなり後日となる予定です。


 これで六万騎山のレポは終了です。



 さて、次は坂戸山に行きましょうかね。

 そのレポは、こちらです。



 

最後までお付き合い頂き、有難うございました。