のほほんと山遊び



初夏の秋山二十六夜山 2014.05.28.




 

都合により、山遊びの予定が数日間延びてこの日に。

天気予報では、暑くなり午後から雷雨の所も。とか。

で、以前から予定に入っていて、なかなか訪れる事が出来なかった短コースのこちらへ。

展望を望めないとか、どんな感じの山なのでしょうか?



カルディナレポは、こちらです。

是非、一緒にご覧下さい。



・日 時 2014年05月28日(水) 天候:晴れ

・行 程 アオゲラの森キャンプ場P~二十六夜山~三日月峠~キャンプ場P



上野原から、甲州街道と山一つ離れた裏街道?35号線を浜沢へ。

浜沢アオゲラの森キャンプ場に駐車。

支度を済ませ、管理棟前から案内板に導かれて林道へ。

林道を3~4分進むと、一旦山道へと導かれます。


    左奥に古いエアリアの黒破線路 正面奥に案内板



のっけから案外と勾配のある植林帯を、沢音を聞きながら歩くと



3分程で再び林道へ。ショートカットした模様。

更に5分程で、山道へと入りました。

話では聞いていましたが、結構良い感じの登りとなりました。



山道に入りツツドリやホトトギスの鳴き声を聞きながら10分程登りますと、東屋が。



歩き始めて20分程しか過ぎて居ませんが、大汗びっしょり。

暑いし・登りがきつい、いじけそう!

で、衣類の調整と水分補給と言い訳をして、一回お休み!

暑いけど天気が良いので、このまま振出しに戻るわけにもいきません。

で、歩きを再開。

ホトトギスに”テッペン ハゲタカ?”と冷やかされながらね。

東屋からはほんの少しの間緩やかな道で、直ぐに気持ちの良い傾斜の道に。



前を眺めても、



そして、振り向いても。



で、道脇の落ち葉の中にこの方たちが。



10分程急な登りをこなしますと、穏やかな道になり新緑が大歓迎。



折角登って来たのに、少し降りてしまいます。



周囲には、ヤマツツジやウツギが。



この後は、少し登ったり・穏やかな道になったりの繰り返しに。



東屋から30分程登りますと、少し大きな岩が現れて来ました。



更に少し進むと、大きな露岩の乗り越えでした。

(少し手前左手に、巻き道があります)



露岩を過ぎ、穏やかになって来た道を進むこと5分程で、870ⅿ圏のピークに。



やっとこ1つ目のピークで、天気が今一でしたが高畑山から倉岳山方面が見えて居ました。


奥に、お坊山と滝子山



最初の20分で、暑さに負けて返り討ちとなりそうでしたが、

その後は身体も目覚めて山バージョンに?

何とかここまで来ました。

地形図では、あと2つのピークを越えて登り返すと二十六夜山の様子。

どんな道が待ち受けているのでしょうか?楽しみ!

こんな道を降り始めますと、



直ぐに、946ⅿの頂きが見えて来ました。



直ぐに、三日月峠方面への分岐に。

指導標には赤鞍ヶ岳と表記されていました。



で、登り返しの初っ端は、こんな良い道!



ヤマツツジに励まされながら



こんな所や



こんな所を登り



周囲を楽しみながら



946mピークへ。



一旦降り、登り返して次のピークへ。



登り切ったら降りねば!



ほんの少し降りますと、三日月峠への分岐でした。



穏やかな道を10分程登り返しますと、南東へと延びる尾根が。



お馴染みの矢羽の指導標に従い、右折。



とっても良い感じの尾根道を進むと、



二十六夜山山頂でした。



やや狭い感じのする山頂でした。



誰も来ないとは思いましたが、ランチの場所探しに移動。

先ほどの分岐まで戻り、二十六夜塔へと行ってみました。



1ⅿほどの石塔が在るのみですが、その周囲が広場の様になっていました。

その昔の二十六夜の月待ちをしていた頃を偲びながら、こちらをお借りしてランチに。


 二十六夜の月待ち

陰暦の正月と7月の26日夜半に月の出を待って拝むと、月の光の中から阿弥陀三尊が現れると言う。

人々はこれに餅や米、野菜などをお供えして、諸悪を払い、災害から人を守り、養蚕の守護などを

祈願したと言う。

平安時代から行われており、江戸時代にもっとも盛んになった。

阿弥陀如来は西方極楽浄土に住する仏で、この仏を信仰すると必ず極楽浄土に往生する。

さらに浄土には上中下品と上中下生の組み合わせで、9種の浄土があり、

修業や罪業に応じてそれぞれの浄土に往生すると言われているから、

人々は真剣にここで来世の幸せを願ったのかも知れません。

しかし、江戸末期にもなりますと二十六夜待ちは、すっかり一晩中遊ぶ日と化した。とか。



楽しみが酒しかなかった時代なのかも知れませんが、良くぞ担ぎ上げたものだ!

昔の人々は飲み明かし、酔ってあの道を降りたのかな?

何て、余計なことを考えながら、我が方もランチを済ませ降りとしました。

尾崎へ降り周回もと思いましたが、三日月峠の名前に惹かれて。

二十六夜山絡みですからね。

まあ、酒は飲んでいませんが。

二十六夜山とお別れ、先ほどの3つめのピーク下の分岐を左へ。



歩きやすい道を花々を探しながら、三日月峠へ。

何とも変哲のないでして、少しがっかり。



からのトラバース道が、かなり荒れて居ました。

まあ、楽しい!って言えば楽しいですが・・・。



滑落もせず、20分足らずで往路に合流。



後は、見晴らしの良かったピークへと一旦登り、そして降りるのみ。

登る時には気が付かなかった、こんな娘をパチリ。



余裕をくれて花々を眺めつつでしたが、やっぱり勾配が!

こんな良い感じで降りるのですが、転がった方が・・・。

後ろから転がって来られても大丈夫な様に間隔を開けて降り、



勾配が緩くなって来ると、東屋でした。



小休止をし、10分程かけてキャンプ場へと戻りました。

5時間の行程も無事終了。

と言う事で、特に珍しい物はなかったですが、今日出逢った花々のご紹介。



やっと来ることが出来ました二十六夜山登らせてくれました!

お月見の山とタカをくくっていたところ、思わぬ返り討ちに。

大汗を掻かせてくれました。

その大汗を流しに秋山温泉へ。

今月いっぱいは、クーポン券により入館料が720円⇒390円に。

無料の送迎バスも運行されていますので、是非ご利用下さい。

営業係・カル2 なんちゃって!



雷様もお出ましになられず、暑い日でしたが楽しく過ごす事が出来ました。

やっぱり、山遊びって良いですね!

秋山二十六夜山は、これにて。



カルディナレポは、こちらです。

是非、一緒にご覧下さい。



さて、次は何所に行きましょうかね。

最後までお付き合い頂き、有難うございました。