のほほんと山遊び




畦ヶ丸に紅葉狩り(丹沢) 2012.11.14.




 

越後での素晴らしい紅葉狩りを堪能しましたが、ホームである丹沢では今年は未体験。

今年の紅葉は丹沢も少しは遅れているでしょう、とオットリとお出かけ。

やや風が強いものの天気は上々、なれど紅葉は如何に?



カルディナレポは、こちらです。

是非、一緒にご覧下さい。



・日 時 2012年11月14日(水) 天候:晴れ

・行 程 野外活動センター〜バン木の頭〜畦ヶ丸〜浦安峠〜野活センター

   



横浜市の道志青少年野外活動センターと何んとも長ったらしい名称の

キャンプ場ゲート前の駐車スペースへ。

ゲート前に2〜3台の駐車スペース、そして少し手前にはかなりのスペースがあります。

ヒルさんは、そろそろ冬篭りの頃でしょう。

その間に、我々は少しだけ丹沢の山遊び。

頭上には、こんな感じの彩が。



支度を済ませて、キャンプ場へのゲートの鎖を跨いで少し降りて行きました。

”取り付きが解らない”と言う方の声が届いていますので、取付き部だけ少し詳しく。

緩い坂を降りた先の正面の建物。この前を左へ。



続いて、正面右手の炊事場?の右に案内板が。



今日は、バン木の頭を目指しますので、左の道を進み橋を渡ります。



橋を渡ったら、涸れた川・檜沢の右岸沿いを進む。



直ぐに、杉の植林帯に入ります。

これにて、取り付き部の案内を終了。

次の分岐点(橋から10分少々)にも、野活センターの案内板がありました。

(かなりボケていますが・・・。)



更に少し登ると、栂が目立つ様になって来ました。



更に登り950m付近で、木の間から雑木の彩が。



次第に、周囲が華やかに。



更に賑やかに。



ほらね〜ぇ。



で、やっぱりこれだ〜ぁ!

”毎度〜〜〜ぉ!”



分岐から20分ほど登りますと、野活センターの小さな黄色い案内板がありました。

周囲の彩が少しづつ少なくなって来たような?

太い栂が目立ち、そんな中に黄色が綺麗に。



紅葉は終期とは言え、十分に楽しめました。



1100mを越える頃には、ゆっくりと空が抜けて来ました。

う〜ん、木花咲耶姫様は、少しご機嫌が・・・。

木立が大きくなり過ぎましたしね。



道が穏やかになって来ると、バン木ノ頭でした。


              加入道山と大室山



1時間10分ほど歩きましたので、テーブルにて小休止。

テーブルの上には、たくさんのブナの実が載っていました。

富士山もよく観える筈なのですが、こちらも周囲の木立が大きくなって・・・。

ここからは、東海自然歩道に指定された縦走路歩き。

気持ちの良い道を周囲を眺めて楽しみながら進みます。

途中で、根元の方に穴をたくさん開けられてしまったブナさんも。



鹿に食べられずに残っているスズタケの中へ突入。

しかし、直ぐに鹿に食べられてしまった様で、スズタケも頭が・・・。



周囲は、昔と変わらずに良い感じでした。



3つのピークを超えて、30分足らずでモロクボ沢ノ頭へ。



畦ヶ丸避難小屋まであと0.6km。

たった600ですが、されど600でやんす。

こんな空や冬枯れとなりつつある周囲の樹々を眺めながら、



少し歩き難い段差を木の根に助けられながら登り、



何時ものブナさんにご挨拶をして、



尾根道を30分ほど歩くと、畦ヶ丸避難小屋でした。



新緑の頃も綺麗な尾根道を、あと100m。



階段を登って、畦ヶ丸山頂へ。




誰とも出遭わず、とっても静かな山遊びが出来ました。

写真を撮って、



やや風が強くなって来ましたので、避難小屋へ。

で、その前にお約束の品をどうぞ!遠慮気味に。



最近、年の所為か?雑音は聞こえませんです!

少しだけ残った紅葉を楽しみながら、樹幹が綺麗に見える道を戻りました。



風もなく穏やかな日差しの中、避難小屋の前のテーブルにてランチ。

突然、小屋の扉の音が。

単独の方が休憩をされていた様で、この日初めて出会った方でした。

”西丹沢への道も雰囲気が良いね”などと話しながら、午後の部へ。



往路と同じ道をモロクボ沢ノ頭へ。

姫様は、なかなかお姿をお見せ下さいませんでした。



登る時には気が付きませんでしたが、5〜6分降りますとこんな痕跡が。

大きなブナの幹の上の方まで、まだ新しい爪痕が。



”この周辺には、当然居るよね”などと話しながら、縦走を継続。

気持ちの良い尾根道を樹々にご挨拶をしながら、25分足らずでモロクボ沢ノ頭へ。



こんな道も楽しみながら、



名残惜しくって、振り返ったり、



景色を楽しみながら、20分ほどで野外活動センターへの下降点忘路峠・犬峠)へ。



当初はここから降りる予定でしたが、浦安峠付近の紅葉を期待して直進。

小ピークを10分ほどかけて登って、



一旦降りて、登り返し。

犬峠から25分ほどで大界木山へ。



途中で縦走中のデカザックの単独行の方とすれ違い。

”昨日バスを降りて初めて人と出会った”との事でした。

ちょいと嫌な登りも終わりまして、あとは降りるのみ。

お隣の山並みを眺めながら、



こんな道を歩き、



全体的に多かった倒木を跨いだり・潜ったりしながら、

大界木山から10分足らずで浦安峠への分岐へ。



道の左手に手造りの案内板、右手にかなり疲れたテープが目印です。

スズタケが刈り払われて、歩き易くなった道を下ります。



5分ほど降りますと、何んと言う事でしょう!

こちらには、かなり新鮮な痕跡が。

それも、幹のかなり上まで。

ほんの1〜2日くらいの跡でしょうか?

まあこの周辺には、昔からお住まいですからね。 



でも、滅多に出遭う事もないでしょう。

お互いに平和に共存したいものですね。

更にこんな道を楽しみながら、20分ほどで浦安峠へ。



途中、こんな橋を渡り、



ゲートを越え、夕日に映える木々を楽しみながら30分ほどで車へと戻りました。



帰り支度中、キャンプ場を管理されている地元の方と暫しお話を。

いろいろな情報を戴きました。ありがとうございました。

そして道志みちへと戻る途中の、こちらへ。

かの有名な、的様です。



ブログにも書きましたが、エボダイの開きではありません!

恐れ多くも・畏くも、かの源頼朝様に由来する・・・。

以下、詳細は下の写真でどうぞ!




初冬の裏丹沢からの畦ヶ丸、人が少ない静かなる山遊びを楽しめました。

勿論、表丹沢も楽しいのですけどね。

900m位までが丁度良い様な感じで、どうにか間に合いました丹沢の紅葉狩り。

麓の紅葉狩りは、もう少し楽しめそうなので・・・。。



カルディナレポは、こちらです。

是非、一緒にご覧下さい。



写真が多過ぎて、お疲れ様でした。

さて、次は何所に行きましょうかね。

最後までお付き合い頂き、有難うございました。