のほほんと山遊び




ブナとミズナラの巨木に逢いに!(御坂) 2012.09.29.




 

猛暑だった今年の夏も、やっと季節が変わって来ました。

では出かけよう!と計画すれば空模様が。

順延するも、今度はダブルで台風様がご来訪。

その狭間を狙って、お手軽なコースをチョイス。

トレ方々ですが、御坂の山はどんな歓迎をしてくれるでしょうか?

脚に優しい御坂の尾根道ですが、無事にこなせるでしょうか?



カルディナレポは、こちらです。一緒にご覧下さい。



・日 時 2012年09月29日(土) 天候:晴れ

・行 程 天下茶屋〜御坂山〜御坂黒岳 (往復)

   



予定が順延となり土曜日の山遊び、どこも混みますので前夜行としました。

結果として正解で、帰りの高速道もスイスイ〜っと。

前夜、河口湖畔の道の駅・かつやまへ。

こちらは、トラックが駐車出来ませんのでとっても静かな環境でした。

翌29日早朝、釣客の話し声に起こされて出発。

薄霞を纏った富士山を眺めながら天下茶屋へと移動でした。

天下茶屋にはすでに1台の大型キャンピングカーが。

我が方と同じような年代のご夫婦?が写真を撮ったりと楽しんでいられました。

その目的の富士山は、お姿を。朝から快く迎えてくれている様子。
(単に早朝だから良く見えただけと言う方も・・・。)



台風様のご来訪が間近なので、雲の多いのは仕方がありません。

駐車スペースに車を入れて支度を済ませ、6時50分に出発。

周囲の緑が綺麗な階段が登り始めでした。



朝一の登りを20分ほどで尾根道へ。

右へ行くと清八峠から本社ヶ丸方面で、今回は左へ。



ここまでも細めのブナやミズナラの雑木林でしたが、この尾根道にもいっぱいあります。

尾根道ですが当然にも大小のギャップを超えて行かねばなりません。

こんな良い感じの道を5分ほど進むと、南側が開けた眺望の良い所へ。



更に進みますと、ミズナラの巨木が。

先ずは、ご挨拶で英気を戴きました。



少し霧を纏って来ましたが、樹々が綺麗な道を更に進みますと御坂山でした。

歩き始めて、休憩を含めて1時間足らずの道のりでした。



展望のない山頂を後に、穏やかな道を進み目的の巨木さんと・・・。



この太さの樹々が丹沢にもあったのですが、今では・・・。

なんて話しながら、送電線・天竜南線が横切る展望地点へ。



これから行く御坂黒岳を眺めて、周囲を楽しみながら御坂峠へと一旦降りました。



御坂茶屋がかなり傷んでしまっていました。



しばし休憩後、小屋の右手から御坂黒岳へ。

小屋の裏手には、御坂天神が祀られています。

その昔から、多くの旅人を見守っていられるのでしょう。

いつ頃建立されたのでしょうか。



これからの安全をお願いして、更に進みました。

※ トイレはお社の少し先に在りますが、出入り扉がない様な?

こんな道を歩いたり、



3つほどの大小ピークを超えて、



空が抜けて来ると、黒岳山頂部のどんべい峠への分岐でした。



御坂黒岳山頂は取り敢えずパスして、2〜3分先の展望台へ。

展望台に近付くと、かなりの数の話し声が。

狭い展望台の広場には、2グループ10人ほどの方々が休憩をされていました。

良い塩梅にいつもの岩棚が空いており、日陰にて休憩が出来ました。

先ずは、此花咲耶姫様お住まい?のこちらと、十二ヶ岳方面。

展望は望んでいませんでしたので、嬉しい誤算でした。

此花咲耶姫様、ありがとう!



皆さん三々五々下山される中、あまりにも予想外の展望なので1時間も楽しんでしまいました。

降りる頃には富士山の頭に笠雲が。

この日の気圧配置では、仕方がありませんね。

姫様は優しく出迎えてくださったのですから、本当にありがたい事です。



帰りは往路を戻りますので、周囲を楽しみながらぼちぼちとでした。

黒岳山頂にて一応記念の写真を撮って、



御坂峠へと向かいました。



あまり咲いていなかったのが少し残念でしたが、夏の名残と秋の花を少しだけ。



今度は、こんな所を降りるのですよね。



とっても気持ちの良い道です。



花を楽しんでいますと、アサギマダラが。

留まってくれませんので・・・。



ブナさんにお別れのご挨拶をして、



こんな道を通って、


40分足らずで、御坂峠でした。



では、御坂山へと登り返しましょう。



足元の草むらには、頭を鹿にでも食べられたようなレイジンソウが。



そして、行きには穴がなかったキノコが。

ストックで突いたのでしょうか?

あの中の1人でしょうか?どの様な考えで穴を?

で、兄弟のキノコ?と傍に群生していたコをどうぞ!


↑ 笠の径が2mmほどの小さなキノコを試し撮り



色づき始めた気の早い樹を眺めながら送電線まで戻ると、



彼の方は、夕食の惣菜でも買いに?お出かけの様子でした。

い〜や、姫様だからな〜ぁ?



こちらの草原には、少しだけ花が咲いていました。



そして、長〜く小金が貯まる様に!でしょうか?ナガコガネグモもお出迎え。



そんな馬鹿馬鹿しい事を思い浮かべながら更に登ります。



こちらのブナやミズナラにもお別れのご挨拶をしながら、



御坂山山頂へ。

ここからは数箇所の小ピークがありますが、整理運動方々の歩きとなります。

とは言え、こんな所も。



足元の花や、こんな樹相楽しみながら



こちらでも勿論お別れを言い、すばらしい御坂の樹々を楽しみながらでした。



登山口・天下茶屋の前に戻りますと、たくさんの車両と人人人にびっくり。

富士山は、頭をうっすらと覗かせていましたっけ。



無事に御坂の尾根歩きも終了しました。

何時来ても・何度来ても、御坂の山は気持ちよく出迎えてくれますね。

本当にすばらしい樹々です。

何時までも残ってくれると良いのですが。



早く行動開始したので、のんびり歩いても14時に到着でした。

中央道が混雑するまでに十分時間がありますので温泉へ。

今回は、開運の湯

2時間、¥1000

JAF割引、WEBの割引券で共に¥800とは。

あの設備ですと・・・。

観光地にしてもちょいとね。と言う感じでした。

14時半前でしたが入浴客はゼロ。



さっぱりと汗を流して中央道へ。

大月付近での渋滞情報では、小仏トンネル1キロ。との事。

途中で3キロと為った様でしたが、すんなりと相模湖ICへ。

途中での買い物後の情報では、12キロまで伸びたとか。

非常に上手くいった1日でした。

そうそう、買い物は神奈川県でしたので、あのお方とはお逢いできませんでしたとさ。



カルディナレポは、こちらです。

是非、一緒にご覧下さい。



さて、次は何所に行きましょうかね。

最後までお付き合い頂き、有難うございました。