のほほんと山遊び




大山北尾根(丹沢)の紅葉狩り 2011.11.15.






 

今年の丹沢詣では、幾度となく蹴られてしまいました。

1度目は、雪解け状態が悪く中途撤退。から始まり、1ヶ月後には駐車が出来ず目的地変更。

つい先日は、ヒルさんとの遭遇を覚悟の上に出かけるも、沢の水量が多すぎて渡渉不能・撤退。

そして諸々。今年は、徹底して追い返されてしまいました。

地元の紅葉狩りを済ませておりません。時季を失してしまいそう。

今日は昨日の天気と打って変わって、早朝からドン曇。

意を決して、天気予報の”午後から晴れ間が・・・”を信じて?願って?出かけてみました。



カルディナレポは、こちらです。一緒にご覧下さい。



・日 時 2011年11月15日(火) 天候:曇り・霧一時晴れ

・行 程 札掛〜地獄沢〜大山北尾根〜一ノ沢峠〜札掛




誰も居ない札掛のいつもの駐車場に置かせていただきました。

支度をしていると、釣り師と思われる方が到着されました。

もうヒルさんはお休みされてはいると思いましたが、取り合えずスパッツなんぞを着けて。

支度を済ませて、県道70号線をヤビツ峠方面へ。

25分ほどで、おどろおどろしい名前の地獄沢橋に着きました。

閉じているゲートの脇を抜けて林道に入り、モノレールの車庫を眺めながら進みました。

その先の適当な所から入ろうと思いましたが、土に湿りがかなりありまして滑りそう。

で今回は、巡視路を使わせて頂きました。(大雨により一部傷んだ箇所あり)



植林帯の急登と戦いまして、高度を稼ぎ。



30分ほど登りますと右からの尾根が合わさり、周囲の雰囲気がとっても良くなって来ました。



しか〜し、右の尾根からモノレールが。

水源林の管理用ですので仕方が有りませんが、何とも・・・。



周囲の樹相はとっても良い感じ。霧の中も良いかも?



とってもいい雰囲気の広場?を過ぎ、登り口から1時間足らずで14号鉄塔でした。



紅葉狩りを楽しみながら、30分足らずで3つほど小ピークのある1021m峰へ。



尾根が少し狭くなって来ると、モノレールの左右を幾度となく渡り歩き。



地形は登ったり・緩くなったりを繰り返し、1021mピークから45分足らずで北尾根へ。

北尾根への合流手前には、関係者以外立ち入り禁止の新しい警告板が。

(下には見当たりませんでしたが)



暫く前から霧の粒が大きくなって来ている中、大山山頂方向へと少し進みましたが、

今回は寄るのを止めて反転、北尾根を降りとしました。

心残りは、あと200m足らずで狛犬さんに逢えるのにな!でした。


涙雨か?



落ち葉サクサクの、こんな道なき道を進みました。



樹々の彩りを楽しみながら、30分ほどで何時の間にやら山名板が付けられた西沢ノ頭でした。



更に北へ色とりどりの落ち葉フカフカ道を進み、

霧も落ち着いて来たミズヒノ頭へと登り返す最低鞍部にて休憩。



霧もおなかも落ち付いて来て、元気良く登りを再開。

毎度の事ながら、”赤や黄色〜の 色とりどりの〜ぉ♪”が出てしまいますよね。

10分ほどで、ミズヒノ頭でした。


こちらにも山名板が



あのピークを越えて登り返すと、鉄塔と分岐点があります。



穏やかな降りで、進路が西に変わって来ますと登り返し。

あちこちで立ち止まって彩りを楽しむ時が多い北尾根です。



ただ、振り返って見ると、こんな感じ。やっぱり霧の中?



1040mほどのピークへ向かいますと。



ピークを越えて少し降り始めると。

ほんの少し来るのが遅かった様ですが、これは素晴らしかった!

足の踏み場がないくらいの、モミジの絨毯が。



天気予報通り日が差して来ましたし、お待ちかねでしょうからね。

まいど〜〜〜ぉ!



今回は、遠慮をせずに大判で!。

毎度”そったら物、要らにゃ〜ぁ!”と言われても・・・。

すまして、レポを続けます!

一旦降りて、913mの分岐のあるピークへと進みました。

16号鉄塔の向こうに、地獄沢に続く尾根も見えて来ました。



16号鉄塔から振り返ってみますと、まだまだ見頃の様ですね。



5分ほど休んで、直ぐ隣の913mのピークへ。



何と、分岐点には方向案内板までが設けられていました。

これでは、もうバリルートとは呼べなくなりましたね。



天気によっては、ここから地獄沢へ降りようと思っていましたが、

地獄へ落ちたくないので、北へ伸びる尾根を一ノ沢峠へと向かいました。

こんな所を歩きながら、



こんな色合いを楽しみながら。



この区間の一番きつい降りをこなしています。



少しづつ色合いが濃くなって来たような感じがしました。

この辺りでは8〜900m位が良い様な?



752m地点付近で、地形図により現在位置を再確認。

綺麗に染まる尾根を忠実に辿って行きました。



分岐から40分ほど降りて来ますと、沢山の太い樅の木が。



枯れた太い樅の木には、大小数多くのこんなのが。

名前を書きますと、検索して盗りに出かける輩が居る様で、

某所ではブログやHPに紹介されてから直になくなった例がある様です。

特に絶滅危惧種の植物などは、直ぐになくなってしまうので皆様ご留意のほどを!



樅の木が現れてから直に一ノ沢峠の表示がありました。

913mの分岐からこの間は案内表示はありませんので、踏み跡が見えない時にはご注意を。

(ただし、マークの分界標が続いていましたが)



面白い形の切り株を眺めながら、方向案内板から20分足らずでベンチのある一ノ沢峠でした。



      ※ こちらの指導標には、一般登山道のみの表示で大山の案内表示はありません。

       ※ 丹沢の登山道情報などはこちらへ。

黒岩〜物見峠通行止めとなっている、自然公園歩道札掛物見峠線を左へ進みました。


左上から降りて来て左に曲がる、正面の道を行く



いかにもヒルさんがお住まいの様な小さな沢沿の道を布川へ。



暗い森の中の道を20分ほど進むと、札掛森の家への分岐に。

更に2〜3分で、布川を渡る橋でした。


かなり薄暗い所でしたので、補助光使用



少し登って、5分足らずで少し高い位置の県道・物見峠入口でした。



案内板を眺めたり、歩いてきた山並みを眺めたりして、ブラブラと札掛の駐車場へ。



エックス君の待つ、札掛の駐車場に16時27分に無事着きました。

8時間20数分の大山北尾根の紅葉狩り、楽しく終了でした。

今回の行程ですが、情報では一時かなりのテープや案内板が出現したとか。

何方かが片付けてくれた様で、とってもスッキリとしていました。

バリルートは、バリルートとして残っていて欲しいですね。

もっとも、我が家まで入り込むのですから、もうバリではないのかも。

色とりどりの落ち葉サクサク道、単独行の一人の方とすれ違ったのみ。

久し振りに入ることが出来ました静かなる丹沢界隈、とっても楽しむ事が出来ました。

次の丹沢は、前回追い返された所に再訪かな?



カルディナのレポは、こちらです。是非一緒にご覧下さい。



さて、次は何所に行きましょうかね。

最後までお付き合い頂き、有難うございました。