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中央道から富士山と並んで台形・家形に見える、王岳に行って来ました。
歩いたのは御坂の山並みの南側、根場(ねんば)からでした。
カルディナのレポは、こちらです。一緒にご覧下さい。
朝早く起きて出かけるのも少し中途半端な距離でして、前日道の駅・なるさわにて仮眠。
トラックのアイドリング音も少なく、とっても眠り易い道の駅でした。
起床後、空を見上げると
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そして、展望台からは
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静かで寝過ぎてしまいましたので、取り急ぎ朝食を済ませて根場へ。
学生ランナーたちの朝練を眺めながらでした。
西湖畔の駐車場には、時間が早いためか?立ち寄る車が数台で駐車車両は皆無でした。
いやしの里に大きな駐車場がありますが、ご迷惑をお掛けするといけませんのでこちらに。
かなり昔に少し奥の民宿にてボートを借りてヒメマス釣りをした事を
懐かしく思い出しながら支度を始めました。
駐車場からは今日歩く予定の山並みが。矢印が大体のコースです。
暖かな空気・真っ青な空の下、7時20分いよいよスタートでした。
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右手に雪頭ヶ岳や鬼ヶ岳を眺めながら、西湖いやしの里根場の西端に向かいました。
![]() 王岳も見えていますね |
6〜7分で本沢川を渡り、2分ほどで指導標があり右折。
直ぐ傍の薬明大神に安全登山の祈願。
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早朝から仕事に就かれている、いやしの里の方と朝のご挨拶と
”お邪魔します” ”今日は天気が良くて最高だね、王岳?”などの会話。
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程なく未舗装(直ぐ先で舗装路となる)の林道となり、
更に根場簡易水道の施設を右に眺め左岸へ。
薬明大神から20分ほどで、林道からの登山口でした。
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結構傾斜のある道を7〜8分登ると、左手に最後となる堰堤があり沢筋から離れました。
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1時間ほど歩きましたので、1100m付近で暫し休憩。
休憩後ジグザクの道を進みますと、先ほどから姿を現した白い六角形のプラ筒が沢山に。
これが噂?のヘキサほにゃららチューブと言う、鹿の食害防止筒の様でした。
確か、六角形の筒だったような記憶が・・・。
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しか〜し、10月なのに新緑の様な木々の色合いですね。周囲は本当に春のよう。
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右手上を見ると、尾根の様です。しかし、未だ当然にも鍵掛峠では有りませんよね。
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程なく尾根に乗ると、根場民宿村の指導標がありました。
ここからは明るい気持ちが良い道で、周囲にはアセビやブナ、ミズナラなどが多くなって来ました。
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1時間ほど歩きましたので、1300m付近でまたもや休憩。
歩き始めると、やっとトリカブトが。
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”ミズナラの葉に色が差して来たね”と話しながら進むと、前方に大きな岩が見えて来ました。
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気持ちの良い樹相となって来ました。何か、これでもう十二分に満足。
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木の間からは、こんな感じ。
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そして足元は、こんな感じですからね。
目的達成!もう、ここから戻っても良い気がして来ましたよ。
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休憩点から10分ほどで、先ほどの大岩でした。
大岩の棚には、慰霊碑とお地蔵様が祀られていました。
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ご冥福をお祈りして、更に1分足らず登ると 危険 足元注意 の看板が
トラナワがありましたが、この日は道が乾いていましたので・・・。
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もう少し登ります。
根場の里や鍵掛を眺めながら、
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こんな道を楽しみながら。
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9時38分、何とか鍵掛峠に着きました。
(歩行時間は、休憩を除くと1時間55分ほどでした。)
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鍵掛峠山頂の標識に、”峠なのに山頂かよ!”の突っ込みはナシで!
狭い峠道で、パチリ!
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今年流行?のどじょうボクチ うんにゃ、オヤマボクチ。
でも、似ているでしょう!もちろん、どこかの方でなくてドジョウさんに。
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でも、何となく似ているでしょう?お惚け顔の?あの方に。
暫し遊んで、9時51分お隣の鍵掛へ。
ほんの少し西へ進むと小広い所に鍵掛峠の標識があり、そちらでこの方を。
ここが峠で、お隣は峠の山頂なんですね。???
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2〜3分で鶯宿への道を右に分け、少し降りて登り返しです。
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道の端には、今日お初のお出迎えです。
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もちろんこの方は、ず〜〜〜っと顔を見せてくれています。
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そしてこの界隈では、3株ほどこちらの方が。残念ながらボケた。
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こんな風な雰囲気の良い道を登って、
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こんな岩が見えたら、(鍵掛峠から25分ほどで)鍵掛の頂です。
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王岳は未だ遠い。
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ブナに生えるきのこを眺めながら、また少し降ります。
この先、大・小数箇所のギャップがありました。
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いよいよ道に覆い被さるトリカブトが多くなって来ました。
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峠から40分足らずで1600m位のピークを降り、大岩を過ぎると、西湖畔の駐車場も見えました。
もちろん、エックス君が待っていてくれていました。
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キタテハや道端のきのこもお出迎え。
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とっても雰囲気の良い道ですね。大きな樹に元気を頂いて更に進みました。
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時々、ドド〜〜〜ンと見える富士山を眺めながらの稜線歩きです。
50分ほど歩きまして、これから大小2つのピークを越えて王岳の登りです。
少々休憩を取り、歩きの再開。
道は、時々丈の高い草が生い茂っていました。
で、10時57分、前方の木の間から少し高いピークが見えましたが・・・。
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1つ目のピークを越えた辺りからの富士山はこんな感じ。
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足元には、トリカブトの群落が。従って、勝手にトリカブト街道と命名。
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で、この子たちも適当に顔を見せてくれました。
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最後の1600mくらいのピークを越えると、やっと王岳の頂が。
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降ります、降ります。どんどん降ります。
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7〜8分降りますと、左手が切れ落ちた崖の道となり、トラナワがフィックスされていました。
このコース最大の難所???と思われます。でも、道幅が結構ありますので・・・。
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カルディナさんは、難なくクリア。続いてカル2殿が、コケない様慎重に!
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少しの間草むらを掻き分けながら。
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降りきって、最後の王岳への登りとなりました。
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道はほぼ平らとなるも、東西に長い台形の頂。山頂へは、直ぐには着きません。
少しづつ色づき始めた木々を楽しみながら3〜4分進むと、11時33分王岳山頂でした。
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山頂には、二等三角點標石や南無妙法蓮華経の石塔がありました。
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で、北面は樹木で展望はなし。南面の富士山を1枚だけ。
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毎度お口直しに、もう2枚。
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![]() 奥に杓子 手前に西湖 後ろに足和田山 その後ろに道志の山並み その後ろに丹沢の山並み 右端は富士山の裾野 |
ランチが終了帰り支度をしていると、1人の若いカメラマンが鍵掛方からご到着。
今日は、初めて出会った方です。
12時34分下山開始で西方へ少し降りますと、立派な指導標が。
小さな字の薄れた木の手作り案内板と聞いていましたが、新たに村で設置した様でした。
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こんな道に突入です。時季が悪いとマダニが居そう。
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途中には休憩に適した場所がありませんが、周囲の眺めが良い所もありました。
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12時51分、道が尾根から外れて、東・左へと折れました。
ここからは植林帯で時々石屑が現れますが、案外と歩き易い落ち葉ふかふか道でした。
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尾根から外れて25分ほど降りてくると、道が荒れ始めて来ました。
沢筋には、土石流の跡が。沢がかなり荒れていました。
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直ぐに(13時25分頃)最初の堰堤が現れまして、その下の小さな涸れ沢を渡る道が
若干不明瞭となっていました。
雨の後などで先行者の靴跡がなくなっていると、
対岸の道は草丈が高く見付け難いかも知れませんね。
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次の堰堤の所で結構大きな土石流の跡があり、右か左か判断に少し迷いました。
結局左岸へ渡り、ヨッコラショ!と岩を乗り越えると、林道が見えました。
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13時32分、部分舗装されている林道に出ました。
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林道から登山口方向を眺めると。
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林道に出れば、あとは根場に戻るだけです。
高くなった富士山を眺めたり、草花を楽しんだりの歩きでした。
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14時11分、西入川の橋を渡り左岸へ。更に4分ほどでいやしの里の西外れに着きました。
振り返って見ると。
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いやしの里には大型バスが入っており、大勢の観光の方たちで賑わっていました。
その中、更に6分ほどでエックス君の待つ西湖畔駐車場へ。
14時23分、無事到着でした。
とっても綺麗な芽吹きのような緑を楽しませてくれた、
そして大きな樹々やトリカブトなどの花が楽しませてくれた、
そしてそして、彼の富士山までもが楽しませてくれたコースでした。
今回降りて来ました西入川沿いの道は、やや展望に乏しく休憩場所も今一で
登りよりも降りに使った方が適しているような感じがしました。
前泊する行程ではないのですが、最近早起きして移動・早朝からの登りが
キツク感じて来ており、こんな形となりました。
今後は、この形が少しづつ増えていくような気がしています。
カルディナのレポは、こちらです。是非一緒にご覧下さい。
さて、次は何所に行きましょうかね。
さて、次は何所に行きましょうかね。
最後までお付き合い頂き、有難うございました。