のほほんと山遊び




湯ノ沢峠から小金沢山 2011.09.13.






 山遊び再開の第2弾は、こちらで体調調査となりました。

樹林帯の歩きが主体で涼しいはずで、道が分かっているこのコースをチョイス。


今回のカルディナの記事は、こちらです。一緒にご覧下さい。



・日 時 2011年9月13日(火) 天候:晴れのち曇り

・行 程 湯ノ沢峠〜黒 岳〜牛奥雁ヶ原摺山〜小金沢山〜(折り返し)湯ノ沢峠





焼山林道に入ると、路面にかなりの水が流れた跡が目に付く様になり、

数箇所の路肩が傷んでいました。

中でも1ヶ所の路肩は、かなり深く鋭角に切れ落ちており、規制が入りそうな状況でした。

何とか湯ノ沢峠の駐車スペースに着き、空を見上げるとこんな感じ。



天気はまずまずの中、支度をして出発。

段差のかなりある階段を登り、1〜2分で湯ノ沢峠へ。

太い大きな標柱が倒れてしまっていました。



今日は左の道を行きます。

以前はかなり抉れた道で、笹が覆い被さっていて歩きにくい道でしたが、

笹が刈り払われていて、とても歩きやすい道になっていました。

白谷丸への登りの途中で振り返ると、大蔵高丸の上にあの方がチョコンと。



ちょいと見難いので、南面が開けた所から。



30分ほどの登りですが、朝一に毎度大汗が。

ダケカンバが見えてくると直に穏やかな登りとなり、もう少しで白谷丸です。



振り返って見ると、オヨヨッ!何と言う事でしょう!空にあの方々が、アメーバの様に!

でも、アメーバの上に、南の山並みも見えていますが・・・。



一旦少しだけ降りて、少しだけ登り返すと白谷丸です。

右手の高台に行くと、北東〜南西方向の展望が良いのですが今日はパス。



北の空が綺麗!振り返ると・・・。



南の空の加減では、富士山はこれでおしまいかも知れませんね。

更に北へと進みます。一旦少し降ると、直ぐに黒岳広葉樹林の森です。

こちらは来る度に”次回は、新緑か黄葉の頃に!”と思うのですが、その頃には他へと浮気で。

針葉樹林も良いのですが、広葉樹林は本当に良いですね。何故か気持ちが落ち着いて来ます。



広葉樹林を楽しみ、針葉樹林に変わり始めた登り坂を15分ほど進むと、黒岳に着きました。



コメツガなどの針葉樹が多い尾根を辿る道は、更に北に続きます。

2分ほどで大峠への道を右に分け、岩を越えたり倒木を越えたりして

更に15分ほど進むと笹が現れて来ます。



本当に倒木が多い道ですが、カルディナさんは軽々と???



笹原の中の道を更に進むと、大きなダケカンバが。この付近の主さんでしょうか?



主さんに英気を頂いて更に進み、周囲の針葉樹が少なくなって来ると川胡桃沢ノ頭でした。



”へぇっ、カル2は要らないって?”では、お口直しに!

南もまだ見えているのですがね・・・。



笹原の中の緩く下る道を進むと、木の間越しに牛奥ノ雁ヶ腹摺山が。

10分ほどで、水場の分岐(賽の河原)に着きました。


牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂が見えています



笹原を渡るそよ風が気持ち良いこと!そして空が綺麗!



そよ風で気分を一新。30分ほどの登りにかかります。

で、背後のあの方は・・・。



道が平らになると木の間越に牛奥ノ雁ヶ腹摺山が見え、更に10分ほどで山頂でした。



こちらの標柱石は、三角點標石ではなくて何かの境界標柱でした。

で、お待ちどう様ですね。では、どうぞ!



”あら? ブーイング?” では、周囲の景観をどうぞ!



南方向の雲の湧き出しを眺めて、ため息1つ・2つ・3つ・・・。

更に北に向かい歩き始めると、東側の斜面から何やら湧き上がって・・・。



怖い物は見えない振りをして進みます。

足元の左右には、綺麗なコケが。自然の造形はすごい。

で、空を見ると・・・。



この付近の樹林帯を渡る風は、涼しいと言うよりも寒い位でした。

木の間から時々見える大菩薩湖を眺めながら進み、道がこんな感じになると小金沢山でした。



はい、ではお待ちかねと思いますので、1枚だけどうぞ!



カル2はどうでも良いから(本当は良くないけどね)後ろの空を見てよ!

は〜〜〜ぁ。ですよね。

山頂広場には、倒木がたくさんに。以前から立ち枯れが多いような?

ドウダンでしょうか?ツツジが色付き始めて居ました。



暫くすると、石丸峠方から2グループ・4人+Wanが到着。

この日初めて出遭ったハイカーでした。

ランチ後ゆったりと休んで、笹が刈り払われて歩き易くなった同じ道を戻りました。

笹原では、雲さんのお陰で暑い思いをせずに助かりました。

で、同じ道でも向きにより本当に感じが違いますよね。



久しぶりの山遊びで、周囲のこの方たちを楽しみながら、のんびりぼちぼちと。



木々の中に居ると、心も浄化される気がしますね。

まあ、気がするだけでしょう!と言うご意見もおありでしょうけどね。



周囲を楽しんだり、真新しい倒木を跨いだりしながら30分ほど進み、

牛奥ノ雁ヶ腹摺山が見えてきた笹原では1輪の可愛い花が咲いていました。

可憐なスミレが優しく見送ってくれている様でした。



40分足らずで牛奥ノ雁ヶ腹摺山に着きまして、先を眺めれば・・・。

仕方がありません、周囲の秋模様を楽しみましょ。



2人+Wanの方が到着され水場まで行かれるのを見送り、暫し休憩。

良い空模様を眺めながらの出発でした。

天気が良いと、この付近の眺めは素晴らしいのにね。


そうだ!心の眼で観れば良いのだ!かな?

水場の分岐に先行された方の姿も



花が少しだけ咲いていました。

時季的に期待はして居ませんでしたので、出逢えると嬉しいものです。



水場の分岐(賽の河原)から川胡桃沢ノ頭に向かっての登りに入ります。



川胡桃沢ノ頭では当然にも眺望はありませんでして、引き続き黒岳へ。



ぼちぼちと歩いて、黒岳に到着しました。

で、朝一にお見せ出来なかった、お待ちかねの1枚をどうぞ!



”そったら物いらね〜ぇ!”という声援?が多いような気がしますので、

そそくさと下山を開始しましょ。

周囲の雰囲気を楽しんで、湯ノ沢峠への道に入りました。



何時来ても良い感じ。でも、いっつも良い感じの写真が撮れない黒岳広葉樹林の森



で、白谷丸に着きますと、こんな感じに。

皆様、心の眼でご覧下さい!カルディナの後ろに三ツ峠や富士山が見えますから。

ね〜、○◎さん!



かなりの霧が流れていますが、雨はもう少し心配なさそうな?

で、少ないですが、花を愛でながら湯ノ沢峠へ。

湯ノ沢峠のお花畑には数人の方の姿も見えていました。



歩き易くなっていた道を降りて、16時前に湯ノ沢峠に到着。

直ぐ下の車まで戻ると、フロントガラスに2枚の紙が。

先ずは、やはり路肩崩壊に因る焼山林道通行止めのお知らせ。



もう1枚が、クマ出没のお知らせ

この春にも林道の下の方で目撃情報がありましたが、まだ居残っているようですね。



下山後に知ったわけですが、情報ありがとうございました。

無事に車に戻る事が出来ました。

で、もう1つ有難かった事が。

下山後20分ほどして急な雷雨となりましたが、濡れることなく車で移動開始でした。

しかし、降雨量が半端でなく林道が川の状態となり、徐行を余儀なくされました。

無事に林道を抜けて、ニューヨークへ。

今回は、やまと天目山温泉 にて入浴。500円/3hでした。



山遊びの試運転2回目。樹林帯のルートで涼しく過ごせました。

以前には道が歩き難く不明瞭な箇所もありましたが、今では迷う事もないでしょう。

試運転第2弾も楽コースでしたので、適度の疲労感がある楽しい山遊びとなりました。

次回は2〜3日後、少し加重をかけてもう少しハードなルートを。

と考えていますが、何せ台風様が・・・。

で、どうなりますか。



カルディナのレポは、こちらです。是非一緒にご覧下さい。



さて、次は何所に行きましょうかね。

最後までお付き合い頂き、有難うございました。