梅雨真っ最中の時期ですが、暑い日が続いています。
そこで、カルディナの提案。
”涼風の中の散策に行こう!”と”ブナの林もあるよ!。”とも。
の誘惑に、即座に乗ってしまいました。
今回のカルディナの記事は、こちらです。一緒にご覧下さい。
三国峠 | 三国山 | 大洞山 | アザミ平 | 大洞山 | 三国山 | 三国峠 | ||||||
朝からかなり蒸し暑い中の出発でした。
駿河小山から三国峠へ。
駿河小山から147号線に入り、明神峠手前ではかなり涼しくなってACをオフ。
駐車車両が居ない三国峠を眺めながらパノラマ台へ。
(少し先のパノラマ台にトイレがあります。)
再度三国峠へ。支度を済ませてスタートです。
今日は暑さ凌ぎですので、お気楽・お散歩コースとしました。
しか〜し、どこでもそうですが取り付きの登りは嫌ですね。
たったの25分足らずでしたが、風の通らない道で大汗を。
でも、この方達がお出迎えを。
更に少し歩くと空が抜けて指導標が見えまして、三国山山頂でした。
広い山頂は、涼しい風が吹いていて気持ちが良い!
木々の緑も良いですね。
明神峠への道 |
暫し涼風を楽しみ、蝉時雨の中を大洞山へ。
ブナやヒメシャラがとっても多い、広い尾根の中の道を歩きました。
本当に緑が綺麗で風も涼やか。
しかし、富士スピードウエイが近くその音と、演習が始まりましてその音も。
この日は、何となく大筒の音がしていました。
まあ、それも仕方がありませんけどね。
少し先のあちこちに、こんな花が道一面に。
見上げてみると、ヒメシャラの花が未だ少しだけ咲き残っていました。
昨日まで風の強い日が続いていましたので、かなり落花してしまった様子。
で、お約束?のこちら。
題名 : ヒメシャラの花とモミジの様な???
両方とも少し傷んでいる!って言うご意見もお有りでしょうが・・・。
取り合えず、別名は沙羅双樹(さらそうじゅ)とか夏椿ですね。
そうそう、その近くでこんな木も。
題名 : ちゅっ
かなりの思いが込められていますね。片思いでなければ良いのですが・・・。
で、気持ちの良い道が更に続きます。
写真の腕も悪いし、涼やかな風と蝉時雨をお伝えできないのが残念です。
あっちで停まり・こっちで停まり、20分ほどでズナ峠でした。
気持ちの良い道は続く〜よ、ど〜こまでも〜♪
この日は初めての歩行者のようで、富士砂の新しい足跡は鹿さんのみでした。
そして、もう1つ、お約束の品。
ハクウンボクと思いますが、若しかしたらエゴノキかも?
載せると何か言われるか?と思い、手が震えてピントが・・・。
本当に涼しく、周囲の樹相も良い感じ。
樹木好き、特にブナ好きには堪りません。
花は、端境期ですね。
道の脇には数は少ないですが、バイケイソウやフタリシズカなども見受けられました。
こんな感じの所に沢山に でも2人でなくて、3〜4人のシズカさんもいました |
広い尾根道を、涼風に乗ってゆったりと歩くのも良いものですね。
道の直ぐ脇のブナさんにご挨拶。
昔の丹沢山ほどではありませんが、結構太目のブナと沢山出会い嬉しい事!
こんな面白い樹も。
題名 : 象の鼻? ET?
何か探し物をしているのでしょうか?
先ほどの”ちゅっ”といい、変わった形ですね。
更に、ブナの道は続きます。
なにせ、ブナ好き・樹木フェチと陰口をきかれていますカル2のレポですから。
↑新旧交代ですね 朽ち始めた樹に新たな命が |
またもや、英気を戴きました。
上を見ながら歩いていると、ヤマボウシが。花も終期ですね。
ズナ峠から1時間も掛けて、やっと大洞山に着きました。
山頂はもちろん樹林の中で、展望はありませんが雰囲気はしっとりと。
しっとりと落ち着いた山頂の雰囲気を十二分に楽しんで、更に進みました。
前を向いても、横を向いても、上を向いても、どれも良いですね。
上空はギラギラの様ですが木漏れ日が気持ちよい |
またもやご挨拶。そこそこの太さですが、元気をもらえます。
少し進むと、足元にピンクの花びらが。
見上げると、咲き残っていました!ハコネサンショウバラが。
ブナ林は続きます。
大洞山から20分ほどで、南が開けた場所へ。
愛鷹連山方面が薄っすらと。
この日は、遠望は望んでいませんでしたので嬉しかったですね。
程なく、保護ロープの張られたアザミ平でした。
この先に行くと立山展望台や籠坂峠ですが、戻るのが面倒なのでここまでとしました。
フジアザミは全滅との事で、植生保護のためにロープ規制中。
周囲には珍しいのは有りませんでしたが、夏の花も咲き始めていましたので一部をご紹介。
周辺の展望は、こんな感じでした。
山中湖が少しだけ見えていました |
ランチを済ませて、同じ道を戻りました。
同じ道でも方向が違うと、新たな眺めが。またもや樹木の写真をベタベタと。
上の樹の幹にハルゼミが。短い命が絶えてしまっている様子。
”空の上で、みんなと楽しく暮らしてね。”と声を掛けてお別れでした。
こんな道を歩き、こんな周囲を眺めながら。
30分ほどで大洞山に、更に50分ほどでズナ峠でした。
楽しませてくれた樹々に、手を振ってお別れです。ありがと〜ぉ!またね〜ぇ!
最後の登りをこなして、ズナ峠から30分足らずで三国山でした。
涼風と共に、午後の日差しの中の雰囲気も一段と良い感じでした。
朝には気が付きませんでしたが、山頂の木の根元に「御料地境界点」の界標がありました。
『宮』は見当たりませんでしたが、設置地点の駿河國や甲斐國・相模國の文字も彫られていました。
正面・南側 |
左側 |
後ろ側 |
右側 |
とまあ、散歩道の珍しい界標のご紹介でした。
そんなこんなの楽しみを済ませて、名残惜しいですが暑い下界へと帰還しました。
楽しませてくれましたブナさんに最後のご挨拶。
15分ほどで、三国峠に無事到着。
6時間足らずの避暑地散策は終了となりました。
登山口にはこんな花が咲いており、出迎えてくれました。
三国峠〜三国山の区間以外はとっても気持ちの良い涼風が吹いてくれ、
道やその周囲の雰囲気もとっても良い感じでした。
お手軽コースで避暑には最適な散歩道、もう少し近ければな〜ぁ!
これからは度々訪れる事でしょう。レポは省略となるでしょうけども。
何とも、気持ちの良い一日でした。
でもこのレポは、樹木があまり好きでない方には飽きて来た事でしょうね。
樹木好きには堪りませんがね。
カルディナのレポは、こちらです。是非一緒にご覧下さい。
さて、次は何所に行きましょうかね。
さて、次は何所に行きましょうかね。
最後までお付き合い頂き、有難うございました。