のほほんと山遊び




馬立山、御前山、菊花山 2010.11.11.






 今年の3月に九鬼山から馬立山(むまだて)まで歩きましたが

雪の様態が今一で御前山は断念、田野倉へと下山しました。

そのレポは、カルディナのブログをご覧下さい。
(カル2は、レポをさぼりました)

その残りを歩こう!となり、黄葉を楽しみに行って来ました。

中央道の大月ICで20号線へ降り、富士急・田野倉駅へ。

こちらも300円/日で、駅前駐車場に預ける事が出来ます。


今回のカルディナの記事は、こちらです。一緒にご覧下さい。



・日 時 2010年11月11日(木) 天候:晴れ

・行 程

10:56 12:06 13:33 14:39 15:38
田野倉駅 馬立山 御前山 沢井沢
ノ頭分岐
菊花山 大月駅
8:58 11:10 13:00 14:54



田野倉駅の女性駅長と暫らく話し込んでから出発でした。

駅の直ぐ脇の道を南・左方向へ2分ほど進み左折。

踏み切りを渡り直ぐにT字路の左手のペンキ書きを確認し右折。

直ぐに水路が合わさると、石の橋がありそこを渡ります。

白いガードレールの端の赤テープの巻かれた木材が目印です。

(見落として、少し先まで行って戻りましたとさ!なんだかな〜ぁ。)



やや上り坂を2分ほど登ると、木製の指導標や巨大なコンクリート製の暗渠が見えて来ます。

右手には、大きな銀杏の木が目立つ赤いお社も見えます。



コンクリート製の暗渠に適当な所から登り左へ。

直ぐ目の前の右手に指導標があり登山口となります。


↑↓ 写真中央に細長く白っぽい指導標が見えますが・・・



いよいよ山道です。

里山と言えど、何所の取り付きも朝一の所為かキツイですよね。

標高は400mを少し越えた位ですが、木々が色付き始めていました。



数箇所トラナワが張ってある濡れると滑る道を、550m付近まで登ると黄葉が。



トゲトゲの灌木が多い道を一汗掻いて登り40分程で620m付近の展望台に着きました。

富士山は見えていますが、前景に大きくなった木々の梢があり写真は・・・。

更に10分ほど登ると、太い赤松が目印の植野山の下に着きました。

前回は巻き道を使いましたので、今回はピークに立ち寄りでした。

1分足らずで着いた山頂は少し狭く木々に囲まれており展望はナシ。

手作りの山名板があり、四等三角点も設置されていました。



ここから馬立山までは小さなギャップこそありますが、歩き易い尾根道です。

途中に展望の良い所がありましたが、富士山は少し恥ずかしげな姿。

お隣りの九鬼山の裾野も良い感じに色付いていました。


雲の下に富士山 まだ山からはリニアを見たことがありません

谷を隔てて九鬼山がどっしりと



40分足らずで、札金峠・九鬼山方面への分岐でした。

綺麗な彩りをベタベタと! どうぞ、お楽しみ下さい!



ここからは平らな道を少し進み、少し登りとなります。

黄葉を楽しみながら10分ほどで馬立山でした。



休憩を入れて沢井沢ノ頭へ向かいました。

一部の箇所にはトラナワが設置されている、やや急な降りとなりました。

道には落ち葉が積もり石ころを隠しており、地雷を踏まない様に注意が必要でした。

しかし、周囲は引き続き綺麗な色合いでした。

そして、この降りで初めて単独行の方とすれ違いでした。

かなり身軽な、山慣れた感じの方でキノコでしょうか?



足元が切れ落ちている道を10分足らずで降りると再び穏やかな道となり、

更に15分ほどで沢井沢ノ頭に着きました。

ピークには恩賜林境界標があるだけの狭い所でした。


右の木に手作り山名板がありました



ピークの北側の斜面には境界標や赤テープがあり、下草が刈られていました。

かなりの落ち込みで、あまり歩かれている様には見えません。

作業道と思われ、菊花山への道ではない様子。


中央に小さく恩賜林境界標や赤テープが見えました



取り合えず、御前山厄王山)へと進みました。

3〜4分降りると分岐で指導標が在り、しっかりとした菊花山への道もありましたとさ。



ゆるゆるとした坂道を3分ほど登ると、北面が開けた展望の良い所がありました。

西側から東側への3枚です。


左端が滝子山、その右に続く南大菩薩の山並み

 手前に菊花山 奥が南大菩薩の山並み    岩殿山 



更に3〜4分ほどで植林されて間もないと思われる鹿避けネットを巻かれた若木が。

ヒノキの苗の間に、少量ですが雑木類も混ぜられていました。



植林帯の端まで進むと大岩があり、直進は行き止まり。

右に回り込む様にとの指導標がありました。


斜めの倒木を跨いでいく



大岩の右手を回り込み、5分ほどで御前山直下の分岐に着きました。


大月・駒橋方面は、左へ。



ほんの少し先の指導標に従い、3分ほどで御前山山頂へ。



山頂には2人の方が富士山を狙っていられました。

で、その富士山さんは、やっとほんの少しだけ姿を見せてくれました。


             杓子山・鹿留山   右端に薄っすらと富士山さんが

           丹沢山塊と道志の山並み

毎度〜〜〜〜ぉ!



ランチを済ませて、今後を検討。

神楽山へも行こうと思っていましたが、登り返して菊花山へは面倒で猿橋へ降りてしまいそう。

と言う事で、神楽山はパスして菊花山へ。

沢井沢ノ頭まで戻りました。

同じ道でも向きが違うと雰囲気も違って来ますよね。歩みがますます・・・。

6分ほどで、大月(駒橋)への分岐を通過。

更に25分ほどで、沢井沢ノ頭の分岐に着きました。



沢井沢ノ頭からは暫らく下り坂です。

とても雰囲気が良いのですが、落ち葉の下に地雷が・・・。

途中で御前山方向を眺めると、山頂下に小さな建物のような物が見えていました。

社なのでしょうか?それとも修行場?

ススキの生茂った道に突入したり、綺麗な周囲の木々を眺めたりしながら35分ほど降りると

最低鞍部に着きました。少し先の指導標には菊花山まで25分と。



降りたら登りとなります。4分くらいで菊花山の手前の553m位のピークでした。

展望も無いところですが1時間少々歩きましたので、黄金色の中で休憩としました。



休憩後、この日最後の登りをこなします。

周囲は本当に綺麗でした。

少しの間は穏やかな道でしたが、少しづつ傾斜が。


ほんの少し降って、向こうのピークまで少し登り返します

百蔵山と扇山 間に三頭山かな?

少し登って平になる ホッとする?カルディナ しか〜し・・・

しか〜し、まだまだ 登るのですよ

急なところは直ぐにオシマイで、こんな感じの道となります



道の傾斜が緩くなって来て山頂?と思うでしょうが、まだまだ!

こんな大岩を乗り越えます。



これでやっと山頂?と思いますよね。しか〜し、まだまだ!

こんな岩を登ると、休憩したピークから15分ほどで菊花山山頂に到着でした。


最後の力を振り絞る?カルディナさんです

余裕のよっちゃん風のカル2で〜す!



小さな岩があるとっても狭い山頂には、新しい基本三等三角點標石が埋め込まれていました。

岩の上に乗ると南側には今日歩いた山並みが、北側にはずっと顔を見せていてくれた山々が。


御前山がチラリと見えます

高い所に登りたがる奴の向こうに、今日歩いた尾根が

少し見え難いですが三つ峠 時計回りで4枚上の滝子山から下の百蔵・扇山までが

百蔵山            扇山



菊花山で展望を楽しみ、いよいよ下山です。標高差、約280mを降ります。

楽しくなる道が続きまして、途中からは大月の市街がジオラマのように眺められました。


115系の列車が見えますか?



6〜7分ほど降りると、いよいよ良い道?が数箇所。

細かなザレ石と落ち葉の下の地雷に手こずりながらクリア。

直ぐにまた雰囲気の良い道となりました。



山頂から10分ほどで無辺寺への道を左に分け、更に降ります。

落ち葉サクサクの気持ちの良い道が続きましたが、分岐から少し降りると・・・。

トラナワが数箇所に。本当に里山侮りがたし!

地面が濡れている時には歩きたくありませんね。



最後の難所?をクリアすると、再び黄金色を楽しめました。


道が穏やかになりジグザグしはじめると、直ぐに可愛いお社の金刀比羅神社に着きました。

無辺寺への分岐から15分ほど)

当然にも、無事下山のお礼参りをして来ました。

お参りを済ませて、5〜6分降り鳥居を潜りますと大月バイパスに出ます。

ここからは右に行って、大月駅正面へ出ても良いのですが、

今回はバイパス際を左・甲府方に少し歩き階段を降りバイパスを潜り大月駅へ。

旧20号線を横切り大月駅に15時38分に到着でした。

富士急に乗り、田野倉駅へ。

210円を貰っても歩きたくない距離でした。

暖かな日でTシャツ1枚で過ごし、とても綺麗な黄金色に包まれた楽しい一日でした。

綺麗でした〜ぁ!

これで大月・都留の里山の報告は終了となります。



カルディナのレポは、こちらです。是非一緒にご覧下さい。



さて、次は何所に行きましょうかね。



さて、次は何所に行きましょうかね。

最後までお付き合い頂き、有難うございました。