いよいよ冬将軍がご来日の様子で、各地で積雪の報道です。
今週は27日の1日だけが空いています。
しかし、前日から1500m上空には寒気が入り込んでいる。との事でして降れば雪でしょう。
台風もご来日の様ですので、意を決して行って来ました。
紅葉前線も1500m付近まで降りて来ている。との情報です。
天気予報では山梨県は、晴れとなる一日とか?
そこで、柳沢峠へと短いのですが足を延ばしてみました。
カルディナのレポもご一緒にお読み下さい。こちらです。
9:34 | 10:41 | 11:23 | 12:54 | 14:08 | 15:38 | ||||||||||
柳沢峠 駐車場 |
展望台 | 横手山峠 | 黒川山 展望台 |
鶏冠山 | 横手山峠 | 六本木峠 | 柳沢峠 駐車場 |
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8:45 | 9:43 | 10:45 | 12:33 | 13:01 | 14:13 | 14:46 |
柳沢峠の駐車場に久し振りに行ってみますと、トイレがとても綺麗になっていました。
しかし、こちらの水は飲用不可との表示がありました。
その駐車場の片隅で、冒頭の綺麗な方が出迎えてくれました。
この姿を見せてもらえたのですから、このまま帰っても良かったくらいでした。
上手い事に時季としたらドンピシャでしょうか?
期待が膨らみました。(もちろん身体は既に十二分に膨らんではいますが、何にか?)
で、あまりにも綺麗でしたので、もう1枚!
ず〜〜〜っと以前から気になっていました東京都水道局の「水源地ふれあいのみち」の
「柳沢ゾーン・ブナのみち」を登りに使ってみました。
「水源地ふれあいのみち」は、3箇所に在るとの事です。
詳しくは、都水道局HPをご覧下さい。こちらです。
支度を済ませて、国道411号線を左・青梅方面へ向かいました。
(峠の正面の道はナラ坂への道で、帰りに降りて来ます。)
車道沿いの木々の色合いを楽しみながら2分足らずで、ブナの道の入口でした。
入口に案内図がありましたので、借用・加工しました。
下の地図の一番左の道を行きました。
入口の指導標に
「巣箱の中には蜂が巣を作っている巣箱もあるので、近くを通る時は静かに通行して下さい。」
との注意書きがありました。
と言う事で、注意をしながら行こう!と話しながら、8時49分に歩き始めました。
天気が良いからでしょうか?久し振りに感じる、キリッとした底冷えのする陽気でした。
ユルユルとした登り坂を紅・黄葉の出迎えを受けながら10分ほどでブナ坂の分岐でした。
かなりの数の太目のブナやミズナラの林が続き、厭きさせませんでした。
厭きるどころか、一段と歩みがのろくなってしまいました。
落ち葉サクサクの道を上や左右を眺めながら、20分足らずでイモノキ尾根分岐でした。
更に少し汗ばむ程度の坂をのんびりと20分足らずで、テーブルやベンチのある展望台でした。
こちらは展望台と名が付くだけあって、奥秩父などの山並みが良く眺められました。
木賊山 破風山 雁坂嶺 古礼山 水晶山 |
水晶山 笠取山 黒エンジュ頭 唐松尾山 東仙波 竜喰山 |
東仙波 竜喰山 大常木山 飛龍山 前飛龍 小雲取山 |
名残惜しいですが先に進みました。
展望台から1分足らずで、ナラ坂・柳沢峠からの道に合流し左へ。
柳沢峠への道はとても素晴らしい黄葉に彩られた道でした。
帰りはこちらの道にしましょうかね。
ここからも上を向いたり左右を見たりで、一層歩みが遅く・・・。
道を眺めると、こんな歌がふっと。”赤や黄色〜のいろ〜とりどりの〜♪”と。
まあチューリップの花ではありませんが、とっても綺麗な厚い絨毯でした。
で、この時季には、毎度お約束の「カル2のもみじのような手とモミジ」
↑この項に対してのご意見は聞く耳は持ち合わせておりません。
その代わりに、遠慮がちに写真を少しだけ小さめにしてありますから!
ほぼ平らな道を20分も掛かって、10時05分に六本木峠到着でした。
その先少しの間は紅葉が綺麗でしたが、暫らくの間は植林帯となってしまいました。
20分ほどで林道を横切り、再び雰囲気の良い道となりました。
芯が傷んでしまったミズナラや太〜い幹のウラジロモミノキなどを眺めながら
15分ほどで黒川金山跡(信玄の隠し金山)への道を右に分け、直ぐに横手山峠分岐に着きました。
2つ目の道標に従い右の道に入りました。
途中はこの日一番の登り坂でしたが、黄葉した唐松林や周囲の景色を眺めながら
27分ほどで黒川山の下に着きました。
見晴台への道をほんの少し登った所が黒川山山頂でした。
とっても狭い山頂で、周囲には木々があり展望は・・・。
三等三角点の點標石と年季の入った山頂板がありました。
そうそう、北側の木には手造りの可愛い山頂板が。微笑ましかったです。
落葉の始まった道を西へ3分ほど進むと見晴台で11時23分でした。
とっても狭い場所でしたが、天気が良ければかなりな眺望でしょう。
で、今日の見晴台からの眺めは、・・・。
寒気が入ってきている様で、高い山のピークには雲が。
富士山こそ見えませんでしたが、御坂の黒岳や釈迦ヶ岳なども見えていました。
金峰・国師方面は雲の中 |
もう少し綺麗でしたが・・・ |
お隣の大菩薩方面です |
1番高い所に登りたくなるバ◎ |
かなり寒いですが風が無いので長居をしてしまいました。
この後は、お隣の鶏冠山(指導標には鶏冠神社と表示)へ向かいました。
黒川山までは平坦な道、一旦降りて登り返しです。
こんな風に鶏冠山と思われる頂が見えていましたが、社や山頂柱は山の向こう側でした。
黒川山の下の分岐から3分ほどで、一旦落合方面への道から右に折れました。
小さなピークが見えていましたので登ってみましたが何もありませんでした。
周囲を見回すと、少し下の方にはっきりした踏み跡やテープが在ったとさ。
こんな綺麗な木々を眺めながら、少しだけ岩を登り回り込むと社のある鶏冠山山頂でした。
こちらには、鶏冠山神社奥ノ院(黒川権現)が祀られていました。
展望は雲に霞む大菩薩方面が少しだけ見えました。
こちらの山域は樹林を楽しむ山でして、展望は二の次となりますからこれで良いのです。
そして山頂柱の裏に付けられていた寒暖計は、4℃を切っていました。
寒い訳ですね。この秋1番の寒さかも知れません。すぐ下の岩の窪みの水も凍っていました。
先ほどの分岐まで戻ります。
登りは寄り道をしたので15分、帰りは素直に歩き10分でした。
落合方面への落ち葉サクサクの道を楽しみながら降り、落合への分岐に40分ほどで着きました。
しかし、かなり下っているこの道、サクサク落ち葉の下の地雷もあるし、油断は出来ませんでした。
ここで右の道・落合方面を選ぶと、411号線歩きとなり大変な事になります。
しっかりと横手山峠への道に入りましたとさ。
嬉しい事に、とっても大きなブナやミズナラがいっぱいの道でした。
5〜6分進むと大〜きな、そして太〜いミズナラが待っていてくれました。
大人4人が抱きついても手が回りきらないくらいの太さで、この山のぬしでしょうか。
太い樹が在ると、いつも話かけるカル2です。
ミズナラさんとカル2の会話
ミズナラ : 寒いのに良く来たね〜え、やっと逢いに来てくれたのか〜。待っていたよ!
カル2 : 待ったけ〜!(何所のお国言葉?)まったけ〜!マツタけ〜!マツタケ!
なんていう会話があった訳無いですよね。
でも、大きな樹に出逢うといつも感じるのですが、本当に話かけてくれている様な気がします。
この時にも、ミズナラさんに少しだけ話かけ、聞いてもらいました。
そうそう、待ったけ〜!で思い出しましたが、
先日、我が家のご近所のとっても優しい若奥様から松茸が届くと思っていたのですが、
残念ながら何故か届きませんでした。信州産がですよ!(涙)
あら、私の事?と思われたそこの貴女様、これは催促ではありませんからね。念のため。
あくまでも、念のためですが・・・。
ミズナラさんはとっても元気そうで、その葉はやっと色付き始めた状態でした。
この地に芽生えて何百年育っているのでしょうか?
こんなに素晴らしい出逢いがあるとは思ってもいませんでした。
ブナはかなり大きな樹に出逢っていますが、これほどのミズナラの巨木は初めてかも知れません。
その鋭気を少し分けて頂いて、歩みを再開しました。
ミズナラさんと話をしていたので、横手山峠まで15分も掛かってしまいました。
ここから暫らくの間は、朝通った道です。
休憩を入れて出発。13分ほどで林道を横切り、更に20分足らずで六本木峠でした。
逆向きに眺めると、また違った趣がありますね。
少しだけアクセントのある、水平歩道と言っても良いような道を15分ほど進むと
朝通って来た展望台・ふれあいのみちへの分岐でした。
帰りはどの道にしようか?なんて考える余地なしで、朝眺めた黄葉の道に突入でした。
少し光量不足になってしまいました。雲さんのお蔭で、柔らかな色合いになった様な?
午前は日の光の中、午後は柔らかな光の中の色合いがとっても綺麗でした。
で、レポも長くなり皆様お疲れでしょうから、こちらをプレゼント!
一服の清涼剤!
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もちろん、モミジの様なカル2の手ですよ!
15分ほど降りて来ると、木々の緑が多くなって来ました。
太目のブナさんがお出迎え。
ナラ坂の分岐に15時29分到着でした。
指導標に柳沢峠まで0.4Kとありました。今日の山遊びも、もう直ぐ終了です。
名残惜しげに木々の彩りを楽しみながら、10分足らずで柳沢峠に着きました。
これで7時間足らずでしたが、紅・黄葉と巨木との出逢いのレポは終了となります。
底冷えのするとても冷たい1日でしたが、とても充実した山遊びとなりました。
秋色って綺麗ですし、巨木も素晴らしい。
ほぼ時季が合っていたと思われる柳沢峠〜鶏冠山でした。
この後、裂石を過ぎ少し先まで降りて、「大菩薩の湯」にて入浴でした。
身体が冷えていたのか、何時もよりも湯がぬるかった様な感じがしました。
ダラダラと長いだけの文章をお読み下さり、有難うございました。
カルディナのレポは、こちらです。是非ご覧下さい。
さて、次は何所に行きましょうかね。
さて、次は何所に行きましょうかね。
最後までお付き合い頂き、有難うございました。