のほほんと山遊び




栗駒山 2010.10.13.






 10月12日夕刻、紫波ICから東北道に乗り一関ICへ。

そうそう、当HPにお立ち寄り下さった皆様には全然関係ない事と思われますが

「紫波」と書いて「しわ」と読むそうです。しわだって!

「しば」だとばっかり思っていました。読み方って難しいですね。


で、一関ICを降りて、エックス君にご飯を食べてもらっていわかがみ平へ。

途中でワイパー使用となってしまいました。

地震の復旧工事が済みつつある道を一人旅でした。

21時少し前に着いたかなり広いいわかがみ平の駐車場には、駐車車両は1台もなし。

こちらの駐車場にもトイレが在りました。

但し、水は飲用不可の表示でした。

空一面に瞬いている星を眺めながら、明日は天気が良くなる事を祈って就寝でした。


・日 時 2010年10月13日(水) 天候:晴れ時々霧

・行 程

7:41 9:28 11:12
いわかがみ平
駐車場
(中央コース) 栗駒山頂 東栗駒山 いわかがみ平
駐車場
6:08 8:10 9:30



カルディナのレポは、こちらです。是非一緒にご覧下さい。



朝5時過ぎに起床。

2台の車両が駐車していました。いつ到着したのか全然分かりませんでした。

朝食を摂り準備をしていると、久し振りに日の出と巡り合えました。

少し雲が在り、5時48分頃でした。



朝日を拝んで気分を良くして、6時08分に出発でした。

駐車場の最奥部・レストハウスへの坂道を登ります。

直ぐに下山してくる予定の東栗駒コースの入口を右に分け、

更に復旧工事中の道を登りますと、工事のための柵が設けられていました。

工事期間中は、1番上の駐車場の西側の縁から登山口に向かう事の様です。


左上にレストハウス 中央のコーンが4つある所の右が東栗駒コース入口です

白い立て看板の左奥が中央コース入口 右がレストハウス 



因みに、白い立て看板は「立ち入り禁止」でした。

但し、あの看板の奥・右側が「立ち入り禁止」らしいです。

迂回をしなかったので、3分ほどで登山口でした。



殆どの箇所が、小石をセメントで固めた石畳の道でした。

多くの方が訪れる栗駒山、道の整備もご苦労された事しょうね。





時々左右の木の間から周囲を眺められました。

栗駒山から東栗駒山方面の眺め。



栗駒山頂には、山頂標の様なものも見えていました。

周囲の山裾も紅葉は終期の様子でした。



前方を眺めると、とっても良い青空! ←当然にも拡大文字となります。

しか〜〜〜し、振り返ると・・・。午後から雨の予報が当たるかな?



1時間足らず登ると標高1400m付近で、平らな土の道となりました。



で、周辺の山肌はこんな感じでした。



再度山頂方向を見ると、白い物が・・・。




霧より早く着く様に階段をワッセ・ワッセ!と登り、栗駒山頂に7時41分到着でした。



霧が滑るように登って来るのに負けました。気分だけは元気に!



皆様のフーフーのお蔭で時々下界が見えますが、なかなか・・・。

で、その景色をどうぞ!登るのが晴れの日だけの人には貴重なシーンですよ!


登って来た道や、これから行く東栗駒山も見えています



山頂のご紹介をチョビッと。

ど〜〜〜よ、この空の色! 東北の霧姫にすっかり惚れられた様でした。


何等の點標石か確認を失念しました

勅宣日宮駒形根神社が祀られていました

日本武尊が東征の際に奥羽鎮護のために一の宮として祈願創建したとか

小さな馬などが供えられていました



須川温泉から登って来られた方が到着されましたので、紅葉の状況をお聞きしました。

お話では、昨年・一昨年ととても綺麗でしたが、今年は・・・。との事でした。

いろいろとお話を伺い、

”では、お先に””先ずは、気をつけて”の言葉を交わして下山しました。

地元のお国言葉を耳にして、盛岡出身の山の先輩を思い出しました。

お元気で70半ばになられている事でしょうね。



右のピークが東栗駒山で、左から回り込みます。



階段を10分ほど降りると、裏掛・東栗駒方面への分岐でした。

この時点でも、裏掛方面は通行止めとなっていました。



ほんの短い間の降りで、直ぐに平らな道となりました。天気が良ければな〜ぁ。


これから歩く尾根

振り返ると、山頂は・・・



風に乗って来る硫黄の匂いを気にしながら、20分足らずで裏掛への分岐でした。



これから2つのピークを越えて行きますが、平らな歩き易い道でした。



山頂から50分ほどで最初のピークに到着でした。

そこからの栗駒山はこんなでした。

火口壁や硫黄の塊か?黄色の大きな物体も見えていました。

火山のイメージがありませんでしたのでビックリ。認識不足でした。

若しかしたら、山頂の南側は爆裂火口の名残だったのかも。とも思いました。

まあ、下で温泉が湧き出しているので不思議ではありませんよね。



周囲を眺めて15分も休んでしまいました。


中央左に白く笊森の避難小屋が見えていました



東栗駒山へ向けて出発です。



振り返ったり・足元を眺めたりして、10分ほどで東栗駒山に到着でした。



栗駒山の見納めとなります。



眼を転じると、駐車場は満車の様子。そして少し遠くの登山道に人影も見えて来ました。



名残惜し気に景色を眺めながらの下山でした。



10分足らずでヤブっぽい道となり、更に5分ほどで沢に出ました。

この辺りから、登りの方とのすれ違いが多くなって来ました。


渡渉地点を探しながら

ここを渡りましたが、もう少し下の赤テープの所の方が良かった様です

全体的に岩の上が土で汚れていますね



沢から離れて10分ほど歩くと、岩が汚れていた理由が分かりました。

粘土質の土の道で、滑った靴跡が多く見られました。

そんな悪路の中、近◎ツの団体35名程が登って来られました。

先頭の案内人?が慇懃無礼な事。もう少し謙虚な姿勢になれないものでしょうか?

言葉つきは丁寧風でしたが、非常に気分を害しました。



小さな鉄の橋を渡ると5分ほどで登山口に到着、11時11分でした。



すぐ下の駐車場は、車と人で溢れかえっていました。

で、お山はこんな眺めでした。



これで栗駒山のレポはオシマイです。

東北の山って、霧が多いのでしょうか?それとも、我が家が霧姫に惚れられてしまったのか?

何だかな〜ぁ!でした。

でも、それなりに楽しく山遊びが出来ましたがね。

天気の良いときに入山される方は、どのような日頃の行いをされているのでしょうか?

と、最後までツブヤキを・・・。

鬼が笑うでしょうが、来年こそは!

ってか?



簡単な着替え済ませ、にゅーよーくへ。

何所で入浴しようかと迷いましたが、手近な「ハイルザーム栗駒」に立ち寄りとしました。

途中でなんとワイパー作動となりました。天気予報が当たりましたとさ。

入浴後に今後の検討でした。

予定の2山もどうやら紅葉は終わっていそう。天気も今一とか。

結論として、一関市内で少し遊んで深夜便で帰宅となりました。

ふ〜〜〜ぅ! ← ため息のつもりで〜す。



さて、次は何所に行きましょうかね。



さて、次は何所に行きましょうかね。

最後までお付き合い頂き、有難うございました。