かなりの年月を友として来た山靴が傷んでしまい、新規に購入。
厳冬期を除く沢山の山へ連れて行ってくれましたっけ。感謝。
で、新しい靴の慣らしに山へ行こうとなり、8日か9日を予定。
山選びが大変です。この時季の近場にはヒルさんがお出ましです。
雨に降られるかも知れませんし、大汗を掻くでしょうから入山口に温泉が。
検討の結果、道志の湯から加入道山へ、出来たら大室山まで。と、なりました。
カルディナのレポは、こちらです。是非一緒にお読み下さい。
”明日は晴れ間が見えるでしょう!”と天気予報では放送していますが
7日の夜は、何んとも良い雨音を聞きながら少し早寝でした。
朝目が覚めると、雨は降っていない様子。
心配しながら外を見ると、なんと東の空に朝日が。
久し振りに朝日との対面ですね。これは出かけなければ成りませぬ。
と言う事で、5時少し前に我が家を出発。
道志みちの道志の湯へ。こちらにはトイレもあります。
道志の湯の先を横浜野外センター方面に少し行くとY路地となり左折。
直ぐ右手上に割合広い駐車場が2ヶ所。(右下の写真、フェンスの部分など)
他にも駐車スペースが在りますが、付近にはトイレは有りません。
支度を済ませて、スタートです。
今日は靴の慣らし運転です。
こんな記事を以前のHPの最初の記事にしましたっけね。
懐かしい感じがします。
あのハイキングシューズは過酷な使用に耐えられずに予備隊に入っています。
やや上り坂を1〜2分で、舗装路の右手に賑やかな感じのする登山口がありました。
雨上がりの丹沢です。道がどんな状態か心配です。
で、森林防犯箱に立てかけてあった棒を杖代わりに拝借。
2分ほど進むと小さな流れを木橋で渡ります。
その上に添え木に身体を預けたホウノキの古木がお出迎え。
横になっている幹の上部は洞状で、ヒノキやカエデなどいろんな木々が元気に育っていました。
(写真は、下山時撮影)
道志の森は横浜市の水源林になっています。
横浜市の各区が分担して植林をした様で区名の表示があり、若木がかなり植えられていました。
鹿避けの柵を2つ越えると気持ちの良い山道となりますが、無風状態でなんとも暑い。
登山口から40分ほどで、東屋のある水場に着きました。
1つ目の鹿避けの柵 |
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大きな東屋で休憩。直ぐ下に沢があり、水場となっています。
ここは廃道となった白石峠への道の分岐でもありました。
この辺りの旧道はまだ健在ですが・・・。
水場への道を右に分けて、いよいよ登りとなります。
途中に壊れたベンチがあり、そこからの富士山や鳥ノ胸山が見えるはずなのですが・・・。
道がだんだんと溝状の急な坂になって来ます。
時々歩き易い道や片側が鋭く切れ落ちている道など
変化に富んでいて楽しいですが、兎に角無風で暑い!
大理石の岩を回り込み、丸太の階段を登ると相模国・甲斐国の国境尾根です。
登山口から正味、1時間ちょいでした。
左が加入道山、右が白石峠方面です。
ウツギの絨毯、踏みたくないけど・・・ |
通過後振り返る |
一休み後、更に登ります。
尾根道なのに歩き始めは左下の写真の状態で、あれ〜ぇ?と言う感じでした。
が、しかし直ぐに穏やかな雰囲気の良い道となりました。
良いですね〜ぇ!裏丹沢は人も少なく、樹相も好きな所です。
尾根道の合流点から10分ほどで、加入道山山頂(1418.4m)に到着でした。
気温は良い感じなのですが、歩き始めから”暑いな〜あ!”でした。
途中でカルディナから”何を着て来た?”とのご指摘。
はたっ!と気が付きました。(かなり遅いけどね)
冬用の薄手のTシャツを何も考えずに着て来ましたっけ。
こりゃっ、暑くなる訳です。ヒートテックでしたとさ!(涙)
山頂にて取り合えず着替え。
これがまた少し厚めのTシャツでした。(爆泣)
まだ冬用から入れ替えていないままでした。
まあ、凍死をしないような対策をしていたのですがね。
山頂に着く少し前から、演習の音の他に遠くで何やら音がしていました。
そして、東南方向から嫌な雲?濃い霧?が涌いて来ていました。
天気は悪くならないはずなのですが、どうも今一の様子。
大室山は他のコースから行く事にして、取り合えず前大室までとしました。
30分ほど時間を置いてから東に進みました。
気持ちの良い道を10分ほどで、道志への分岐のある前大室に到着でした。
さて折り返します。周囲の景色を眺め楽しみながらの帰還です。
バイカウツギが満開、ウツギが5分咲きくらい?、ヒメシャラの花が沢山落花していました。
本当に良い感じの道です。
そして、名前が分かりませんがキノコが沢山。食べられるのかな?
10分足らずで、加入道山山頂に戻りました。
今日は独占状態なので、1つしかないテーブルを占拠してランチです。
支度をしていると、カルディナの手元に1頭の蝶が。
ジャノメの仲間ですが、ヤマキマダラヒカゲでしょうか?
そしてウツギの蜜を夢中で吸っているミヤマカラスアゲハやツマグロヒョウモンが。
久し振りの晴れ間で、お腹が空いていたのでしょうね。
蝶に遊んでもらったり、避難小屋を覗いたりしているうちに5〜6人の方が到着。
1時間10分も遊んでしまいましたので、入れ替わりに下山でした。
本当に気持ちの良い道で、周囲がまた良い感じでした。
7分ほどで、国境尾根の分岐に到着です。
先ずは丸太の階段を降り、条件が悪い時には嫌な大理石採石場跡付近を通過です。
今年のトリカブトはどんな感じに咲いてくれるのでしょうか?楽しみですね。
分岐から50分足らずで、東屋に着きました。
この下は少しの間またお好みの道となります。
6〜7分降りると、左側の谷が少しえぐれた道となります。
更に7分ほどで1つ目の鹿避けの柵となります。
周囲の花を探しながら歩きましたが、2つ目の柵を越えても見付かりませんでした。
やっと見付かったのが、このお方たちです。
東屋から25分ほどで登山口に無事到着でした。
杖をお返しして、お礼を言って駐車場へ。
すると、多摩bフ車両が2台駐車していました。
あのグループの方達でしょうね。
自分が悪いとは言え大汗を掻いてしまいましたので、直ちに温泉へ。
湯上りに冷たいのを呑みたかったけど、不許可でしょうからジッとガマン。
靴の慣らし運転は、可もなく不可もなく。でした。
今までの靴と兄弟ですから当然かも知れませんね。
今度のはゴアとか、少しは違いがあるのでしょうか。
感触を楽しみにしているのですが・・・。
丹沢のあそこだからと安易に考えて着る物もパッキングも適当でした。
しっかりと洗礼を受けてしまいましたっけ。
今後は注意をしましょう。と、他人事みたいに!
さて、次は何所に行きましょうかね。
さて、次は何所に行きましょうかね。
最後までお付き合い頂き、有難うございました。