三ッ頭から権現岳 2008.08.22.



2ヶ月ほどの間、身体を動かしていませんでした。

9月に入ったら、少し遠出の予定をしています。

筋力がどの位残っているか少し心配で、その調査に行って来ました。


21日は、夕方から天候が荒れるような予報でした。

昼間のうちに荷物の搭載を済ませて、カミナリ付きの豪雨の中を出発しました。

厚木を過ぎて暫らく走ると、やっと静かに。

何時もの通り「八ヶ岳PA」で仮眠。

22日早朝、天気は上々でした。

「小淵沢IC」から「観音平」へ6時少し前に到着でした。

すでに6台駐車していて、2人連れが「押手川」方面に出発して行かれました。

  ※ トイレは、グリーンロッジ外トイレが有りますが、

    「小淵沢IC」を出てすぐの右側に「道の駅」が在りますので

    そちらを利用されたほうが良いでしょう。



カルディナのレポは、こちらです。



・ 月 日  8月22日 (金)晴れ時々霧

・ 行 程   観音平〜三ッ頭〜権現岳〜押手川〜観音平






 皆さんの「フーフー」のお蔭で、上天気の中6時05分に出発でした。

「三ッ頭」方面は、駐車場の奥「三味線滝」への道を行きます

 ※地形図の登山道はズレが有りますのでエアリアを参照して下さい。

最初は平らな遊歩道を行きますが、直ぐにジグザグの下り坂となります。


駐車場からの編笠山




笹原の中のカラマツ林を進みます。

気持ち良いですね。

笹原の中に、ソバナやヒヨドリソウなどが咲いていました。

涸れ沢を渡り、さらに進み「甲斐小泉」への道を右に分けます。

少し上り坂となりますが、直ぐに平となり

「アトノ尾根への分岐」に到着、6時37分でした。


ボケピンでスミマセン(以降、出て来ます)




分岐を6時40分に出発。

「アトノ尾根」に入ります。この先暫らくは、登りのみです。

今は生飲用不可「延命水」を過ぎると、携帯が!

「弱足ママさん」からの激励・フーフーメールでした。

ママさ〜ん、元気が出ました。ありがと〜ぅ!

受信は出来たが送信が。少し移動したらOKでした。




約1時間歩いたので、25分休憩後出発です。

両側に咲くキオンやマルバダケブキなどの花を愛でながらの歩きでした。

今日は寒気が入っているようで、とっても涼しい登りですが

今後の天気が気になるところです。




笹すべりを過ぎる頃には、

周囲の雰囲気がとっても良くなって来ました。




「木戸口公園」(看板は、戸口公園と見えますが)の

青い看板の少し先に展望の良い所があります。

ちょいと、寄ってみましたが・・・。


甲斐駒がちらりと




気温が上がって来たからか、赤とんぼの姿が多く見受けられました。

「ヘリポート」に到着、8時45分でした。




「ヘリポート」からは南アルプスが、でも富士山は・・・。

ここで、今年初めてのマツムシソウやフジアザミに出逢えました。


ムシクイの仲間




十分に展望を楽しんで、9時05分に出発でした。

土の脚に優しい道を更に登ります。

5〜6分で、「三ッ頭へ2KM」の標識に。

辺りが開けて来ると「木戸口公園」に到着、9時24分でした。




2350m付近まで登ると展望が良くなって来ました。

今日は試運転なので、休憩を長めに15分ほど入れました。


やっと権現のピークが

編笠と鞍部に青年小屋が




更に、登ります。

花や蝶が楽しませてくれました。

「2500米の石柱」が現れると、1分少々で「前三ッ頭」への分岐に。

そして、3分ほどで「三ッ頭」に到着、11時00分でした。


クジャクチョウ

前三ッ頭への稜線

編笠山があそこ、高さが・・・

三ッ頭山頂からの展望




人が居ないうちに写真を。


     ノロシバ     ギボシ       権現岳     阿弥陀岳

赤岳




朝食が早かったので、ここでお昼としました。

山頂から少し下がった日影に移動。

休憩中に、可愛い面会がありました。


ランチはやっぱり、これ!

ツチイナゴ?




十分な休憩を入れて、12時10分に出発でした。

ここからは、少し岩くずの多い道となります。

両側の花や景色を楽しみながら、1山越えて行きます。


1山越えて振り返ると

先を眺めると




登りのクサリ場です。クサリは要らないような気もしますが。

”権現の耳”が見えて来ました。

あと一登りです。

権現岳山頂に到着、13時03分でした。


権現の”耳”と古い山頂柱が見えます

足元にこんな物が・・・

ホシガラスで、彼らの食べかすでした




下山コースの相談。

脚にはピストンが良いのでしょうが、

逢いたい物が有りますので、青年小屋に向かいました。

13時36分に出発でした。

1分足らずで、「キレット」への分岐に。

更に、3分足らずで、「権現小屋」を通過

ギボシのクサリ場の通過となります。

クサリ場ですが、道はしっかりとしています。


新しい指導標が設置されていました

編笠山とノロシバ

振り返ると、降りてきた道や権現の小屋も見えます

これから向かうノロシバ

更に降ります




雨の日に嫌な場所はこれで終了です。

ノロシバを登ると、後は降りるだけとなります。

ノロシバに到着、14時23分でした。




編笠山も随分と高い位置となってきました。

「青年小屋」に到着、14時42分でした。

小屋の周辺の何時ものところにはヤナギランが咲いていました。

これも、今年初めて逢いました。

小屋には、飲み屋の赤提灯が。今まで気が付きませんでした。


見上げると、今日のルートが




そして、逢いたかったこの時季の物とは、これ!

撮る前に、食べ始めてしまった。テヘッ!

夏に来ると必ず食べます。500円とチト高いけどね。




消化器を冷やして出発、15時00分でした。

岩ゴロ道をゆっくりと、脚の負担を少なくなる様に歩きました。

何度歩いても、あまり好きな道ではないですね。

「押手川」に到着、16時00分でした。

少し余計に時間が・・・。




「押手川」を16時13分に出発。

未だ少しの間は、岩ゴロ道で歩き難いです。

「押手川」手前から霧が出始めて、写真が少なくなりました。

「雲海展望台」に到着、16時43分でした。

10分休んで出発でした。

岩の少なくなった道を写真を撮りながら、となりました。




だんだんと土だけの道となり、

少し広い林道に出ると遊歩道と合わさります。

間もなく「駐車場」に到着、17時28分でした。



そして、今日の温泉は「スパティオ小淵沢・延命の湯」でした。

道の駅「こぶちざわ」の隣にあります。




今回は、体調の確認が目的です。

従って、通いなれている「八ヶ岳」を選びました。

最初は歩き易い土の道を、そして下山は岩ごろの歩き難い道を選択。

具合は、まあ良いのでは?でした。

もう1度、何処かで試運転が必要かも。

次は、何処に行こうかな?




 今回は、あえて花の名前を書きませんでした。

花の名前を書く → 検索する? → 次回行った時に無くなっている!

と言うことが度々とか。小さな抵抗をしてみました。

尤も、今回はどこにでもある花ばかりでしたが。




さて、次は何所に行きましょうかね。






最後までお付き合い頂き、有難うございました。